このブログにご訪問いただきありがとうございます。
サイト運営者のヒデと申します。
はじめての方のために自己紹介をさせていただきます。
名前 ヒデ
年齢 49歳(2021年9月現在)
所在地 関西
趣味 お寺に行くこと、野球(たまに少年野球のコーチをしています)、映画鑑賞
好きな食べ物 ラーメン、寿司
嫌いな食べ物 ねぎ、キュウリ
私は奥さんと子供3人(高校2年男、高校1年男、小学校4年女)の5人家族です。
42歳(2014年10月)の時にハウスクリーニング業で独立しました。
独立する前の職歴は
・四駆専門の中古車屋で営業(20歳~27歳)
・大手清掃会社(28歳~42歳)
でした。
中古車屋時代
20歳の時にアルバイトからスタートし、ひたすら車の洗車や内装の掃除をしてました。
その時代は四駆が流行っていて、ランドクルーザーやハイラックスが飛ぶように売れてましたね。
リフトアップやローダウンといった改造をしている車が街中でいっぱい走っていました。(今はほぼ見かけないですが・・・)
その後、社員にしていただき営業をするようになりましたが、人と話をするのが苦手でしたので最初はかなり苦労しました。
その中古車屋は全部で5店舗、営業マンが10人ほどいてましたが、営業成績は下のほうだったと思います。
たま~に1位を取るときがありましたが。
そんな平凡な成績しか収めてない私に転機が訪れました。
1日で5名の方から成約を頂いたのですが、その翌日に全員キャンセルされるという今までに経験したことがないことが起こりました。
その時に思ったこと『これは辞め時やな』
それから3か月後の27歳の時に退職しました。
ただこの決断は正しかったようで、その後四駆のブームは終わり5つあった店舗も、1店舗のみになりました。
その後1年間はプータロー。
こんな生活をしていたらダメだと思い、となり町のハローワークへ。
なぜとなり町にしたかと言うと、もし知り合いに会うと『あいつ仕事してないんや』って思われるのが嫌だったので。
今から思うとしょーもないプライドですね。
そうしてハローワークに行きましたが、自分に合った仕事がなかったと意気消沈して出ると、目の前に大手清掃会社の建物が。
人の役に立つ仕事っていいかもと思い、帰りのコンビニでアルバイトの情報雑誌を見ていると、さっきの清掃会社がアルバイトを募集しているではありませんか~
すぐに面接に行き見事合格!
20人面接に来て受かったのが私を含めて2名でした。
後から聞いた話ですが、20人中スーツを着て面接に来たのは私だけだったみたいで、その印象が良かったから受かったみたいです。
第一印象って大事ですね。
大手清掃会社時代
28歳の時にアルバイトからスタート。
結構、体育会系のノリで個性豊かな人が多く、私の上司は1つ下の人でしたが、かなりフランクな人でやりやすかったです。
働く環境は良かったのですが、ひとつ問題がありました。
私は社員になりたかったのですが、そこの支店は社員をとる方針がなかったのです。
辞めようかどうしようか悩みながら仕事を続けていたある日、更衣室で着替えていると60歳前後の見知らぬ男性(他の部署の方)が入ってきました。
着替えながらその人に『社員になれないから辞めるかもしれないです』と話をしてました。
すると『知り合いの加盟店の店長が社員募集してたよ。何なら声かけようか?』と言ってくださり、ありがたくもそこで社員といて雇っていただけるようになりました。
大手清掃会社加盟店時代
そこの店舗は支店と違い規模も小さく、10坪ぐらいの事務所でした。
人数は私を含めて社員2名、アルバイト2名。
店長はいつもニコニコしていて『こんな優しい人いてるんだー』って思ってました。
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それは最初の1カ月だけでした。
そこから地獄の日々です。
現場では何をするにも注意されます。
『今のその動きって意味あるん?』
『時間かかりすぎ』
『お前末っ子やろ。だから考えが甘いねん』
『お前の代わりなんかいくらでもいてるから』
ここでは書けないこともいっぱい言われました。
ただただ悔し思い、憎悪の気持ちだけで作業してました。
お客様に対してではなく、上司の満足する動きしか考えてなかったと思います。
奥さんに『あいつ殴って辞めていいか?』って何回も聞きました。
でも結局は子供もいてるし我慢するしかなかった。
店長になる
35歳ぐらいの時に私は店長、上司は部長となり、上司は現場に出ることはなくなりました。
そのころにはアルバイトも4名に増えていました。
店長というと聞こえはいいですが名ばかりで、ただやることが増えただけです。
『現場、見積もり、作業中も電話でお客様に応対、事務仕事、クレーム対応』
帰るのは21時22時がザラでした。
それで店長手当てが5000円。
時給換算したらアルバイトより安かったです。
そのころぐらいから独立したいと思うようになり、いろんな方に相談しましたが、まだその時期ではなく断念。
そこからはとにかくお客様に喜んでいただくことだけに集中しようと思い、現場でのコミュニケーション、真心のこもったサービスを届けることを重点的にしました。
その結果、本部から『そちらの店は異常にリピート率が多いのですが、なにか特別なことをしているのですか?』と聞かれるぐらいになりました。(コンピューターですべて管理されているので、新規のお客様やリピートのお客様などの情報が本部はすぐに分かります)
自分のやっていることは間違いなかったと自信が持てるようになりました。
もちろんほかのスタッフのおかげでもあります。
そうして前の清掃会社とお客様から支援をいただいて、42歳の時に無事に独立することが出来ました。
今思えばきっと私はこの仕事にご縁があったのだと思います。
あの時となり町のハローワークに行ってなかったら
あの時ハローワークに行って大手清掃会社の存在に気づいてなかったら
あの時ハローワークの帰りにアルバイト雑誌を見ていなかったら
あの時スーツを着て面接に行ってなかったら
あの時更衣室で男性に合わなかったら
あの時厳しい上司に育てていただいてなかったら
あの時家族が支えてくれてなかったら
まるでレールが敷かれていたように、いろんな偶然が重なりあって今の私がいます。
今となってはあの苦しかった日々、地獄の日々が私にとっては財産です。
『本当に辞めなくてよかったぁ。』
何度も何度も辞めたいと思いましたが、家族の支えで乗り越えられました。
この乗り越えられた経験があったからこそ、私は自信をもって独立することができました。
今この記事を読まれている方は、おそうじ関係の方か独立を考えている方が多いと思います。
このブログでは、そのような方に向けて私の経験してきたことをすべて詰め込み、写真付きで分かりやすく解説していきます。
最低でも週1回は更新していきますので、お気に入りに追加して頂けたらうれしいです。
ハウスクリーニングで独立を考えている方は、まずは下記の記事を読んでみてください。