
- オキシクリーンで洗濯機の汚れが本当に落ちるのか知りたい
- 黒いカスや臭いが出る原因と対処法を知りたい
- 洗濯槽の裏側まできれいになるのか不安
- オキシクリーンだけで十分か、分解洗浄が必要か判断したい

オキシクリーンで洗濯機掃除をすると、黒い汚れが浮いてきて「かなりきれいになった」と感じることがあります。
ただ、本当に気になるのは、洗濯槽の裏側や見えない部分の汚れまで落ちているのかどうかではないでしょうか。
そこで今回は、オキシクリーンを入れる前に一度洗濯機を分解して内部の状態を確認し、その後オキシクリーンで洗濯機掃除を行い、さらにもう一度分解して汚れの変化を比較しました。
最後はプロが行うように高圧洗浄機も使って、オキシクリーンだけでは落ちきらなかった汚れがどのくらい残っていたのかまで確認しています。
結論から言うと、オキシクリーンは普段のメンテナンスとしては十分意味があります。ただし、分解してみると落ちる汚れと落ちない汚れがあり、重度の汚れには限界もありました。
この記事では、分解前後の写真をもとに、オキシクリーンで洗濯機掃除をしたときに実際どこまで汚れが落ちるのかを、清掃業歴25年以上の現場目線で正直に解説します。
なお、一般的な使い方を先に確認したい方は、オキシクリーン公式の洗濯槽掃除方法も参考になります。
【この記事を読んでわかること】
- オキシクリーンで洗濯機掃除すると本当に汚れは落ちるのか
- 分解前後でどこがきれいになり、どこが残るのか
- オキシクリーンだけで十分なケースと不十分なケース
- 業者による分解洗浄を考えた方がいいケース
オキシクリーンで洗濯機掃除はどこまで汚れが落ちるのか検証した結果

今回の検証方法
今回は、見た目だけで「きれいになった」と判断しないために、次の流れで検証しました。
検証の流れ
- オキシクリーンを使う前に1回目の分解をして内部の汚れを確認
- オキシクリーンで洗濯機掃除を実施
- 掃除後に2回目の分解をして汚れの落ち具合を比較
- 最後に高圧洗浄機を使って仕上げ洗浄し、残り汚れを確認
この流れにした理由は、「掃除前」→「オキシクリーン後」→「最終洗浄後」の3段階で比較できるからです。
洗濯機掃除の記事はたくさんありますが、表面だけでなく分解して確認することで、実際にどこまで落ちたのかがかなりはっきり分かります。
検証した洗濯機の条件



今回検証した洗濯機の条件は以下のとおりです。
- メーカー:東芝
- 型番:AW-8V3M
- 種類:縦型洗濯機
- 使用年数:11年(2015年製)
- 家族人数:2人
- 洗濯頻度:週7回
- 前回の洗濯機分解洗浄:約5年前
- 気になっていた症状:黒いカス / 臭い / 洗濯物へのニオイ移り など
洗濯機の汚れ方は、使用年数や家族人数、洗濯頻度によってかなり違います。
そのため、今回の結果がすべての洗濯機にそのまま当てはまるわけではありませんが、同じように黒いカスや臭いが気になっている人には参考になるはずです。
分解前の状態を確認してみた
まずは、オキシクリーンを使う前に洗濯機を分解して内部の状態を確認しました。
外から見るとそこまで汚れていないように見えても、実際には見えない部分に汚れがたまっていることがあります。
外から見た状態
分解前の見た目では、洗濯槽の内側自体はそこまでひどく汚れているようには見えませんでした。
ただ、洗濯後に少し臭いが気になることがあり、タイミングによっては黒いカスが出ることもありました。


見える部分だけで判断すると「そこまで汚れていない」と思いやすいですが、洗濯機は見えない部分に汚れがたまりやすいです。
分解して見えた内部の汚れ
実際に分解してみると、表からは分からない部分に汚れがたまっていました。
- パルセーター裏のぬめり
- 洗濯槽の縁まわりの汚れ
- 洗濯槽裏の付着汚れ
- 洗剤カスや繊維くずの蓄積
- カビっぽい汚れ
下の写真は、分解前に確認した洗濯機内部の状態です。
外から見える洗濯槽の内側はそこまで汚れていないように見えても、パルセーター裏や洗濯槽の外側には汚れが残っていました。










この状態を見ると、洗濯機の汚れは見える部分だけでは判断しにくいことが分かります。
とくにパルセーター裏や洗濯槽の縁まわりは、洗剤カス・繊維くず・ぬめりがたまりやすい部分です。

写真で見えた気になるポイント
今回とくに気になったのは、パルセーターの裏と洗濯槽のまわりに汚れが固着していたことです。
表面のぬめりだけでなく、こびりついた汚れもあり、これがオキシクリーンだけでどこまで落ちるのかがポイントになりそうでした。

実際にオキシクリーンで洗濯機掃除してみた
内部の状態を確認したあと、実際にオキシクリーンで洗濯機掃除を行いました。
掃除の手順
今回行った流れは次のとおりです。
- 高水位までお湯をためる
- オキシクリーンを投入する
- 数分回して洗浄液を行き渡らせる
- 一定時間放置する
- 浮いてきた汚れを取り除く
- 通常コースで流す





家庭でも比較的やりやすい方法ですが、見たいのはここから先です。
黒い汚れが浮いたとしても、それだけで内部まで完全にきれいになったとは言えません。
使った量と放置時間

今回使ったオキシクリーンの量と放置時間は次のとおりです。
- 使用量:スプーン14杯
- お湯の温度:60℃
- 放置時間:9時間
今回は、オキシクリーン公式の洗濯槽掃除方法も参考にしながら検証しました。

※今回の温度や放置時間は、あくまで検証用の条件です。
オキシクリーン公式の洗濯槽掃除方法では、縦型洗濯機の場合、40〜60℃のお湯を使い、5分ほど回したあと最大6時間まで放置する方法が案内されています。
今回の9時間放置は、汚れの変化を検証するために行ったもので、家庭でそのまま真似することをおすすめするものではありません。
実際に行う場合は、洗濯機の取扱説明書とオキシクリーン公式の使用方法を確認し、機種に合った方法で行ってください。
黒いカスや臭いの変化
オキシクリーンを入れて回してみると、実際に黒い汚れが浮いてきました。
この時点では「かなり落ちていそう」と感じます。

掃除中から掃除直後にかけて、浮いてきた汚れの影響もあってか、臭いはかなり気になりました。
ただ、この段階ではまだ見える汚れが浮いてきただけなので、本当に内部まで落ちたのかはまだ分かりません。
オキシクリーン後にもう一度分解してみた結果
ここが今回の検証でいちばん重要な部分です。
オキシクリーンで洗濯機掃除をしたあとに、もう一度分解して内部を確認しました。
落ちていた汚れ
まず、オキシクリーンで落ちていたと感じたのは次のような汚れです。
- 表面のぬめり
- 比較的新しい汚れ
- 浮きやすい洗剤カス
- 一部の黒カビっぽい汚れ
下の写真は、オキシクリーンで洗濯機掃除をしたあとに再度分解して確認した状態です。






見た目の印象としては、掃除前より確かにきれいになっていました。
オキシクリーンがまったく意味がないという感じではありません。
残っていた汚れ
一方で、分解してみると残っていた汚れもありました。
- 固着した汚れ
- 洗濯槽裏のこびりつき
- 角や溝に残った汚れ
- 長年たまった汚れ

この部分を見ると、黒いカスが出たからといって内部まで完全にきれいになるわけではないと分かります。
見た目と内部の差
表面上はかなりスッキリしたように見えても、実際の内部にはまだ汚れが残っていました。
この差が、オキシクリーン掃除のいちばん誤解しやすいところだと思います。
洗濯機掃除をしたあとに「もう完璧」と感じやすいですが、分解してみるとそうではないケースもあります。
最後に高圧洗浄してわかったこと

オキシクリーン後の状態を確認したあと、最後に高圧洗浄機を使って内部をしっかり洗浄しました。
ここで見たかったのは、オキシクリーン後でもまだ落とせる汚れが残っているのかどうかです。
高圧洗浄でさらに落ちた汚れ
高圧洗浄をしてみると、オキシクリーン後でも洗濯槽の裏側や細かい溝に残っていた汚れが流れ出てきました。
見た目にはかなりきれいになったように見えても、分解して水圧をかけると、まだ落とせる汚れが残っていることが分かります。

この結果を見ると、オキシクリーンで浮かせて落とせる汚れには限界があり、物理的にしっかり洗い流すとまだ残り汚れがあることが分かります。
オキシクリーンだけでは落ちにくかった部分
とくに残りやすかったのは、次のような部分でした。
- 溝の奥
- 角の部分
- 固着したこびりつき
- 裏側の細かい凹凸

このあたりは、浸け置きだけで完全に落とすのは難しいと感じました。
最終的な内部の状態
最後に高圧洗浄まで終えた状態では、内部はかなりスッキリしました。








この比較をすると、
- オキシクリーン前
- オキシクリーン後
- 高圧洗浄後
で、どこまできれいになったのかがかなり分かりやすくなります。
検証してわかった結論
今回の検証を通して感じた結論はシンプルです。
オキシクリーンは意味がある。けれど万能ではない。 です。
今回の正直な結論
普段のメンテナンスとしてオキシクリーンを使うのは十分ありです。
実際、表面の汚れや軽いぬめりにはしっかり変化がありました。
ただし、分解してみると残る汚れもあり、高圧洗浄をするとさらに汚れが落ちたので、重度汚れまで一発で完全にきれいになるわけではありません。
つまり、オキシクリーンは「定期メンテナンスには向いているが、重度汚れの完全洗浄には限界がある」と考えるのが現実的です。
オキシクリーンで洗濯機掃除する前に知っておきたいこと

オキシクリーンで洗濯機掃除する基本的なやり方
オキシクリーンで洗濯機掃除をする方法自体はそこまで難しくありません。
基本は、お湯をためてオキシクリーンを入れ、少し回してから放置し、最後に汚れを流す流れです。
縦型洗濯機なら、比較的よく使われる方法は次のとおりです。
- 高水位までお湯をためる
- オキシクリーンを入れる
- 数分回す
- 放置する
- 汚れを取り除く
- 通常コースで流す
ただし、見える汚れが取れても、内部の固着汚れが完全に落ちるとは限りません。

機種によって使い方や注意点が違うので、必ず取扱説明書を確認して進めた方が安全です。
オキシクリーンだけで十分なケース
オキシクリーンだけでも十分役立つケースはあります。
- 洗濯機の使用年数がまだ浅い
- 定期的に槽洗浄している
- 予防目的で掃除したい
- 汚れが軽い
こういう場合は、オキシクリーンでのメンテナンスに意味があります。

また、臭いがまだ軽い段階や、黒いカスが少し気になる程度なら、まずはオキシクリーンで様子を見るのはありです。
オキシクリーンだけでは不十分なケース
一方で、次のような場合はオキシクリーンだけでは不十分なことがあります。
- 一度掃除しても何度も黒いカスが出る
- 臭いがはっきり強い
- 長年掃除していない
- 汚れが固着している
こうした場合は、見えない部分にかなり汚れが残っている可能性があります。
浸け置きだけでは落ちにくく、分解洗浄を考えた方がいいケースもあります。

何度掃除しても黒いカスが出る、洗濯物に臭いが移る、長年洗濯槽クリーニングをしていないという場合は、無理に自分で分解せず、専門業者に相談するのも一つの方法です。
業者選びで迷う方は、こちらの記事も参考にしてください。
使う前に注意したいポイント
オキシクリーンは便利ですが、使う前に知っておいた方がいいこともあります。
まずは洗濯機の取扱説明書を確認してください。
機種によって使い方や注意点が違います。
なお、オキシクリーン公式の洗濯槽掃除方法でも、使用前に取扱説明書を確認することや、機種に応じて使い方が異なることが案内されています。
また、黒いカスが出ると、すごく落ちたように感じますが、それだけで安心しすぎない方がいいです。
今回のように分解してみると、内部に汚れが残っていることもあります。
縦型とドラム式では考え方も違うので、同じ方法をそのまま当てはめない方が安心です。
オキシクリーンで洗濯機掃除に関するよくある質問
Q1. オキシクリーンで洗濯機掃除すると黒いカスが出るのはなぜ?
洗濯槽内に付着していた汚れや洗剤カスが浮いてきている可能性があります。
ただし、黒いカスが出たからといって内部まで完全にきれいになったとは限りません。
Q2. オキシクリーンだけで洗濯槽の裏まできれいになる?
軽い汚れには効果が期待できますが、分解してみると固着した汚れが残るケースもあります。
今回の検証でも、表面のぬめりや浮きやすい汚れには変化がありましたが、洗濯槽裏のこびりつきや溝の奥の汚れは残っていました。
Q3. オキシクリーンは意味ないという意見もあるけど本当?
意味がないわけではありません。実際に落ちる汚れはあります。
ただし、重度汚れまで完全に落とせるわけではない、というのが実際のところです。
普段のメンテナンスとして使うなら十分意味がありますが、長年たまった汚れを一回で完全に落とすものと考えると、期待しすぎかもしれません。
Q4. 業者レベルの分解洗浄が必要なのはどんなとき?
黒いカスが何度も出る、臭いが強い、長年洗濯槽掃除をしていない、洗濯物に臭いが移る、こうした場合は分解洗浄を考えた方がいいことがあります。
自分で無理に分解すると故障や水漏れにつながる可能性があるため、不安な場合は専門業者に相談した方が安心です。
まとめ:オキシクリーンは洗濯機掃除に意味はあるが、万能ではない
今回、オキシクリーンを入れる前に1回分解し、オキシクリーン後にもう1回分解し、最後は高圧洗浄までして比較してみました。
その結果、オキシクリーンは確かに一定の効果がありましたが、落ちる汚れと落ちない汚れがあることも分かりました。
普段のメンテナンスとして使うなら十分意味があります。
ただし、重度汚れや固着した汚れまで一発で完全に落ちるわけではありません。
見える黒い汚れだけで判断するのではなく、内部の状態をどう考えるかが大切です。

\ハウスクリーニング独立のリアルを知りたい方へ/
独立開業を考えたとき、「実際にどれくらい稼げるのか」「初期費用はいくらかかるのか」「失敗する人の特徴は何か」など、気になることは多いのではないでしょうか。
私自身も独立前に情報はかなり調べていましたが、ネットだけでは分からない部分が多いと感じていました。
ただ、私は独立前に大手清掃会社で14年現場経験があったため、まったくのゼロからのスタートという不安は正直ありませんでした。
それでも実際に独立してみると、現場以外の部分で悩むことや想定外のことは少なくありません。
ハウスクリーニングは、正しいやり方をすれば十分に稼げる仕事ですが、やり方を間違えると想像以上にきつくなるのも事実です。
だからこそ、独立前に「リアルな情報」を知っておくことがとても重要だと思います。

私が実際に経験してきた年収・初期費用・失敗例などをまとめています。これから独立を考えている方は、一度目を通しておくと方向性がかなり明確になりますよ。
【この記事を書いた人】

清掃業歴25年以上、累計1万件以上の現場を経験。
大手清掃会社に14年間勤務し、現場管理やスタッフ育成、顧客対応を通じて豊富なノウハウを習得。
42歳で独立後は、住宅・オフィス・店舗清掃を中心に活動中。
このブログでは、清掃業での独立ノウハウ、集客術、現場トラブル解決法などを実体験に基づいて発信しています。
