エアコンのおそうじ機能付きは買わないほうがいい3つの理由

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掃除の情報

 

・おそうじ機能付きのエアコンはどのような機能なの?

 

・本当に掃除しなくていいの?

 

・エアコンを購入するときはおそうじ機能付きのエアコンがいいのかな?

このような疑問にお答えする記事を書きました。

実際におそうじ機能付きのエアコンをクリーニングして感じること、お客様が思っていることをお話していきたいと思います。

 

ヒデ
ヒデ

ぜひ参考にしてくださいね

おそうじ機能付きのエアコンはどこまで掃除してくれるの?

2003年にフィルター自動おそうじ機能付きのエアコンが、富士通から初めて登場したのですが、そこから各メーカーがこぞって、その機能を採用するようになってます。

出てきた当初は、『10年お掃除いらず』といううたい文句だったと思います。

 

ヒデ

10年も放置していたら、えらいことになりますけどね

その影響からか、お客様が勘違いしていることの多くに、おそうじ機能付きのエアコンは全く掃除をしなくていいと思い込んでいる人が多いです。

お客様の勘違いは、ほとんどが以下の2つだと思います

・エアコンを買うときに5年は掃除しなくていいですと言われたから

・おそうじ機能が付いているから、掃除しなくていいと思い込んでいるから

では実際はどこまで掃除をしているのか?

名前がフィルター自動おそうじ機能付きとあるように、フィルターの掃除をするだけです。

埃をブラシでかき出してダストボックスにためるタイプと掃除機で埃を吸い上げるタイプがあります。(埃をダストボックスにためるのではなく、外に排出するタイプもあります)

でもフィルターの埃をしっかり除去してくれるならいいですが、だいたいが残っています。

そういった機能なのに、お客様の中には内部を洗浄してくれていると思っている方もいました。

ただハイエンドモデルの高額な機種になりますが、2017年ぐらいからフィルターの掃除だけではなく、熱交換器を掃除するタイプも出ています。

熱交換器に撥水コーティングをして、熱交換器から出る結露水を利用して汚れを洗いながし、ドレンホースから排出される仕組みです。

でもファンや吹き出し口は洗いませんので、結局は完璧に掃除しているわけではないですけどね。

 

 

ヒデ

ここもきれいにしてくれたら完璧なんだけどなぁ

ということで私は、フィルター自動おそうじ機能付きはただ高いだけで無意味な機能だと思っています(メーカーさんごめんなさい)

 

実際どれくらい汚れているのか?

『百分は一見にしかず』 『論より証拠』

すべてのエアコンに当てはまるわけではないですが、3年以上掃除をしていないフィルター自動おそうじ機能付きのエアコンはだいたい汚れています。

ということで実際どれぐらい汚れているか、写真をご覧ください。

 

1台目

 

 

2台目

 

かなりひどいな~

ヒデ
ヒデ

まだまだあるけど、これぐらいにしとくわ

この汚れ具合をお客様に説明すると、だいたいの方が驚かれます。

なかには『騙された!!』と思われる方もいました。

 

エアコンのおそうじ機能付きは買わないほうがいい3つの理由

 

じゃあ3つの理由を説明していくね

 

その1 電気店で購入するときの金額がノーマルエアコンより高い

ノーマルタイプのエアコンと比べて、フィルター自動おそうじ機能付きのエアコンは本体価格が高くなります。

いろいろな機能が付いている分、しかたないと思いますが、意味がない機能がついて高いのはもったいないですよね。(頑張って作っているメーカーさんには申し訳ないですが・・・)

 

その2 エアコンクリーニングの料金が高くなる

フィルター自動おそうじ機能付きのエアコンには、おそうじユニットがついています。

このおそうじユニットを分解するのに、時間がかかりますので、どうしてもノーマルエアコンより高くなります。

手間賃みたいなもんですね。

では実際に大手の清掃会社の価格がどんなものか比較してみますね。

 

おそうじ機能付きエアコンの料金 ノーマルエアコンの料金
ダスキン 25300円 14300円
おそうじ本舗 19800円 11000円
おそうじ革命 18700円 9980円
ベアーズ 21780円 14190円

*2020年12月現在

倍とまではいかないですが、ノーマルエアコンと比べて、かなり価格差がありますね。

 

その3 フィルター自動おそうじ機能は無意味な機能

今までの説明で理解していただけたと思いますが、フィルターの掃除がきちんと出来てないので、まったく無意味な機能です。

自分でフィルターを外して掃除機をかけたり、洗ったりできる方はノーマルエアコンで十分です。

 

おすすめのエアコンと機能は?

2019年に実家のエアコンを2台買い換えましたが、当然ノーマルエアコンを買いました。

ただ買い換えるのに条件が2つだけありました。

  1. ノーマルエアコンであること
  2. 内部クリーン(内部乾燥)機能がついていること

以上の条件で電気店を探しましたが、セールスの方は『電気代が安くなりますので』と高額な上位機を勧めてきました。

確かに電気代は安くなるかもしれませんが、購入金額の差とエアコンクリーニングを2,3年に1回すると考えたら電気代は相殺されると思います。

全くクリーニングしなくていいなら話は変わりますが、2、3年使ったらだいたい汚れますからね。

 

内部クリーン機能とは?

「 内部クリーン運転 」 は、冷房や除湿 ( ドライ ) 運転の後に、送風や暖房運転を行ないます(約80~120分)。
室内機の内部を乾燥させることで、カビやニオイの発生を抑える運転です。
冷房や除湿 ( ドライ ) 運転後は、室内機の内部が結露し、ジメジメした状態になります。
そのままで放置すると、カビやニオイの原因となるため、内部クリーン運転のご使用をおすすめします。
※ すでに発生してしまった カビやニオイは、内部クリーン運転では除去できません。
引用:ダイキン https://n-faq.daikincc.com/faq/show/1199?site_domain=n-faq 
この機能があれば十分です。
あとは換気機能や加湿機能が付いたエアコンもありますが、必要な方は選んだらいいと思います。

おすすめのエアコン

ノーマルエアコンで内部クリーン機能が付いているエアコンは、各メーカーから出ていると思いますが、分解がしやすく、シンプルなダイキンのAN28VEBKS-Wを2台購入しました。
ヒデ
ヒデ

安かったですし、これで満足しています

さいごに

『エアコンのおそうじ機能付きは買わないほうがいい3つの理由』をお届けしましたが参考になりましたでしょうか?
かなりの数のフィルター自動おそうじ機能付きのエアコンをクリーニングしてきて、実際にこの目で見て、お客様の話も聞いてきて、このような結論に至りました。
ハウスクリーニング業者の方も、おそらく無意味な機能だと思っている人は多いと思います。
そういった少なくない声を、メーカーさんもエアコン作りに活かしていっていただけたら幸いです。
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