ハウスクリーニングの仕事では、どれだけ注意して作業をしていてもトラブルが起きる可能性があります。
特にエアコンクリーニング後に故障が発生するケースもあり、業者としては注意が必要です。
私自身、これまで多くの現場で作業してきましたが、今回紹介するのはエアコンクリーニング後に発生した故障トラブルです。
今回のケースでは、作業当日は問題なくエアコンが動作していました。しかし、その後お客様が使用した際に異常が発生し、結果的に修理対応となりました。
修理費用は約5.5万円でしたが、加入していた賠償責任保険で対応することができました。
この記事では
- どのような状況でトラブルが発生したのか
- 実際の故障内容
- 修理の流れ
- 保険対応の流れ
について、実体験をもとに詳しく紹介します。

ハウスクリーニングで独立を考えている方や、同業者の方の参考になれば幸いです。
今回のトラブルまとめ
- ダイキンのお掃除機能付きエアコン
- クリーニング後にお掃除ユニットが故障
- 修理内容はお掃除ユニット交換
- 修理費は約5.5万円
- 賠償責任保険で対応
今回クリーニングしたエアコン(ダイキンお掃除機能付き)
画像出典:筆者(今回作業したエアコン)
今回クリーニングを行ったのは、2021年ダイキン製(AN25ZRSK-W)のお掃除機能付きエアコンでした。
お掃除機能付きエアコンは内部構造が複雑で、通常の壁掛けエアコンに比べると分解や作業工程が多くなります。
そのため、エアコンクリーニングの中でも比較的難易度の高い機種と言えます。
作業当日はいつも通り分解を行い、養生をしてから高圧洗浄で内部の汚れを洗い流しました。
作業後には動作確認も行い、冷房運転・送風なども問題なく動いていました。
そのため、この時点では特に異常は確認されていませんでした。
エアコンクリーニング後にお客様から連絡
作業後しばらくしてから、お客様より連絡がありました。

エアコンの動きがおかしい気がするので一度見ていただけますか?

承知しました。現場終わってからになりますので夕方の訪問になります。
というやりとりで、エアコンが完全に動かないわけではないものの、お掃除機能の動きが正常ではないとのことでした。
お客様から連絡をいただいた時は、まず状況を確認し、できるだけ早く現地で確認するようにしました。
ハウスクリーニングの仕事では、トラブルが起きた場合の初期対応がとても重要だと思っています。
今回もすぐに現地確認を行い、修理業者に見てもらう流れになりました。
エアコンクリーニング後の故障を確認
実際にエアコンを確認してみると、お掃除機能ユニットの動きに異常がありました。
通常、お掃除機能付きエアコンではダストボックスがレールに沿って移動しながらフィルターのホコリを集める仕組みになっています。
しかし今回のエアコンでは、左側は正常に上まで動くが右側は途中で止まり、カタカタと音がする状態になっていました。
画像出典:筆者
この状態ではお掃除機能が正常に動作しないため、修理が必要な状態でした。
修理業者による診断(お掃除ユニット故障)
その後、修理業者に確認してもらうことになりました。
修理業者に確認してもらったところ、お掃除機能ユニットの動作不良が原因とのことでした。
ダストボックスを動かすモーター部分に不具合があり、正常な位置まで戻らなくなっていたようです。
お掃除機能付きエアコンでは、ダストボックスやブラシユニットをモーターとギアで動かしていますが、このユニットに不具合が発生すると正常に動作しなくなることがあります。
今回のケースでは、お掃除ユニット一式の交換が必要との診断でした。
修理費用は約5.5万円
修理内容は、お掃除機能ユニットの交換でした。
修理費用は約5.5万円となりました。
画像出典:筆者(ダイキンから届いた修理代請求書)
エアコンの修理費は機種や故障内容によって大きく変わりますが、お掃除機能付きエアコンの場合は部品が高価なため、修理費も高くなる傾向があります。

もし保険に加入していなければ、この費用はすべて自己負担になるところでしたね。
エアコンクリーニングの事故は賠償責任保険で対応
私は万が一のトラブルに備えて、賠償責任保険に加入しています。
今回のケースでも、加入していた三井住友海上の賠償責任保険を利用して対応することになりました。
保険会社へ連絡を行い、状況説明と必要書類を送ってもらいました。
画像出典:筆者(保険会社から送られてきた書類)
提出した主な書類は
- 保険金請求書
- 賠償責任事故内容報告書
- 念書
- 写真(損害箇所・損害の程度が分かるもの)
- 修理代請求書
- 損害賠償金の支払いを証する書類(領収証など)
- 請負契約等に関する確認書類(お客様に渡した納品書など)
などです。
保険会社から修理費が振り込まれました
保険会社での確認後、修理費用は保険で対応されることになりました。
その後、修理費用が振り込まれました。
画像出典:筆者(ネット通帳のスクショ)

今回のトラブルでは、保険に加入していたことで大きな負担にならずに済みましたね
【同業者の方へ】
ハウスクリーニングの仕事では、どれだけ注意していてもトラブルが起きる可能性があります。
特にお掃除機能付きエアコンは構造が複雑なため、通常のエアコンよりも注意が必要です。
また、今回のようなトラブルに備えて賠償責任保険に加入しておくことはとても大切だと感じました。
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お掃除機能付きエアコンは構造が複雑
今回のトラブルを経験して改めて感じたのは、お掃除機能付きエアコンは構造が非常に複雑だということです。
通常のエアコンと違い
- お掃除ユニット
- モーター
- ギア
- センサー
など多くの部品で構成されています。
そのため、エアコンクリーニングの作業では通常の機種よりも注意が必要になります。
ハウスクリーニング業者は保険に加入しておくべき
ハウスクリーニングの仕事では、どれだけ注意していてもトラブルが起きる可能性があります。
今回のようなエアコンの故障だけでなく
など様々なトラブルが起きる可能性があります。
もし保険に加入していなければ、今回の修理費約5.5万円はすべて自己負担になっていたところでした。
ハウスクリーニングで独立する場合は、賠償責任保険への加入は必須だと感じています。

ハウスクリーニングで独立する場合のリスクについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。→ハウスクリーニング独立の現実
まとめ
今回のトラブルでは
- エアコンクリーニング後に故障が発生
- 原因はお掃除機能ユニットの不具合
- 修理費は約5.5万円
- 賠償責任保険で対応
という流れでした。
ハウスクリーニングの仕事では、このようなトラブルが起きる可能性もあります。
しかし、事前に保険へ加入しておくことで万が一のトラブルにも対応することができます。

ハウスクリーニングで独立を考えている方は、作業技術だけでなく、このようなリスクへの備えも大切だと思います。特に賠償責任保険は万が一のトラブルに備えるためにも、必ず加入しておくことをおすすめします。

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