・ハウスクリーニングで独立したけど、何を準備したらいいか分からない
・独立したら事務所は必要かな?
・個人事業主になったら役所に届ける必要はあるの?
・掃除は誰でも出来るし、独立は簡単かな?
この記事はハウスクリーニングで独立したいけど、どうすればいいか分からない人のためにロードマップをまとめてます。
この記事を参考に、独立の準備を進めて下さいね。
ではさっそくいってみましょう
資機材・薬剤
資機材・薬剤を揃える前に、まずどこまでの掃除の依頼を受けるかによって変わってきます。
私は友人にダスキンで働いている人がいてるので、そこから薬剤を仕入れてます。
その他の仕入れ先としてネット通販のポリッシャーjp を利用するときがあります。
その会社は主に清掃用品全般を扱っていて、買うだけではなくポリッシャーやカーペットリンサーなどの高額な機械のリースも出来ます。
資機材・薬剤については下記の記事で詳しく解説しているよ
事務所・倉庫
お金に余裕がある人は事務所を借りたらいいと思いますが、余計な経費がかかるので自宅や実家でした方がいいです。
軌道に乗るまでは、事務所の家賃などの固定費は、できるだけ押さえたほうがいいよ。
ただ道具や車を置くスペースがいりますので、もしマンション等に住んでる人がハウスクリーニングで独立する場合、道具を置く場所は借りたほうがいいです。
私の知り合いでハウスクリーニングで独立している人は、トランクルームを借りてそこに道具を置いてます。
私の知り合いが利用しているトランクルームです。
事務用品
ハウスクリーニングで独立すると、現場で作業をするだけではなく事務仕事もしなくてはいけません。
お客様に渡す納品書や領収書の作成、月末になると請求書を発行して送ったりとすることが多いです。
手書きだと色々めんどくさいよね。字もきれいに書けないし...
だったら会計ソフトを使うといいよ
会計ソフトを使うと手書きより見栄えもよくなりますので、お客様に対して印象もよくなります。
会計ソフト以外にも必要な事務用品はあります。
・プリンター
・会社のハンコ(ゴム印・角印・実印)
・名刺
・チラシなど
事務用品について詳しくは下記の記事を参考にしてね
会社用のカード・ETC
現金主義の方はいらないと思いますが、あったほうが便利です。
個人用のカードと一緒にすると確定申告の時にややこしくなるので、会社用と個人用のカードは分けたほうがいいです。
ETCの機械は元々車についていたので、ETC用のカードは作りました。
実際にカードを作ったみたいだから下記の記事を参考にしてね
ユニフォーム
ユニフォームは揃えたほうがいいよ
どうしてなの?
だって私服でお客さんのところに行ったら失礼でしょ
私は独立して最初の頃はユニクロで揃えてました。
応援を呼ぶ人にも同じ格好をしてもらう為、一緒にユニクロに行って買い揃えてました。
今はバートルというメーカーの作業着を着てます。
ユニフォームについては下記の記事を参考にしてね
車
ハウスクリーニングは道具が色々必要になってきますので、それを乗せる車は必需品になります。
独立したての頃は古いエブリィの白に乗っていましたが、2年程で買い替えました。
今はダイハツのハイゼットに乗ってます。
おすすめの車と装備を詳しく解説してるから下記の記事も読んでね
屋号、開業届、青色申告
開業届を出すのは税務署になりますが、順番は『屋号を決める→開業届→確定申告』になります。
確定申告は白色と青色がありますが、必ず青色にしてください。
白色申告のメリット | 白色申告のデメリット |
・事前の申請がいらない
・帳簿をつけるのが簡単 ・確定申告の提出書類が青色申告に比べて少ない |
・青色申告に用意されているような特典はない |
青色申告のメリット | 青色申告のデメリット |
・青色申告の特典がある ・青色申告特別控除(最高65万円) ・赤字が3年間繰り越せる ・家族への給与が経費にできる
|
・事前の申請がいる
・帳簿が白色申告に比べて面倒 ・確定申告の提出書類が白色申告に比べて多い |
上記の表のように青色申告は特典が色々ついてきます。
特に控除額のメリットがかなり大きいです。
以前は白色申告は帳簿つけがいらなかったですが、今はつけないといけません。
会計ソフトを使えばそれほど難しくはないので、青色申告にしましょう。
やよいの青色申告オンラインはクラウド型のソフトなのでパソコンからでもスマホからでも使えて便利ですよ
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現場で人数が必要な時に応援を呼べる人
ハウスクリーニングで独立すると現場によっては応援が必要な場合があります。
浴室クリーニングやトイレクリーニングといった単体でのメニューでしたら、1人でお伺いしても大丈夫ですが、色々メニューが重なった場合人数が必要になってきます。
そういった時に応援を呼べる人をリストアップしていたほうがいいです。
私は応援を呼べる人は16人いてますが、そのうちの4人は呼んだことがないです。
よほど困ったら呼ぶかもしれませんが...。
ただこの先どんな現場が入ってくるか分からないので、念のため応援リストには入れてます。
定期顧客・提携会社(不動産会社やリフォーム会社等)
ハウスクリーニングで独立する際に、定期顧客や提携会社はかなり重要な存在になってきます。
なぜなら定期のお客様は、1か月1回や2か月1回など必ず依頼があるお客様なので、売上の金額が読めるからです。
毎月毎月スポットのお客様ばかり追いかけていたら、まず売上は上がらないです。
大手の会社のようにコールセンターがあって、そこから依頼が舞い込んでくるならまだしも、個人でやっていると自分から営業しないと仕事は入ってきません。
ただ飛びこみ営業したところで、まず難しいと思います。
完全不可能ではないですが、、、
あと提携会社も重要です。
不動産会社やリフォーム会社と言った会社との提携です。
不動産会社は住んでいる人が出て行けば、部屋の修繕をした後クリーニングの依頼をします。
リフォーム会社も同じくリフォームした後、クリーニングの依頼をします。
そういった会社が何社かあれば定期的に依頼が入ってきますので、経営が楽になっていきます。
お客さんを増やすのに参考になる記事だから読んでね
掃除の技術・知識
掃除の技術や経験がない人がハウスクリーニングで独立する理由として、掃除は誰でも出来るし簡単だからと思っている人がいますが、ハッキリ言って考えが『甘い』です。
どんな仕事でもそうですが、お客様に喜んで頂いた対価としてお金を頂くのです。
それには掃除の技術だけではなく、コミュニケーションも大事です。
お客様に掃除の事を色々質問されて答えることが出来なければ、『この人大丈夫?』って不安を与える事になります。
そうなると次に繋がりませんよね?
つまりリピーターにはならないという事です。
せっかくご縁を頂いたお客様を自ら捨てているようなものです。
そのような事を防ぐのは掃除の技術や知識を得る経験が大切です。
まとめ
今回はハウスクリーニングで独立するために必要なことをまとめました。
上記の10項目すべてそろっていれば安心して独立はできます。
私は42歳で独立したのですが、35歳ぐらいのときに会社が嫌で速く独立したいと焦っていた時期がありました。
今思えばその時に独立しなくてよかったと思っています。
なぜならそのあとに店長としていろいろな経験ができたからです。
その経験があったからこそ、上記の10項目がそろい不安なく独立をすることができました。
もしハウスクリーニングで独立を考えている人がいましたら、この記事を参考に進めていただけたら幸いです。
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