・ハウスクリーニングで独立したいけど失敗しないかな?
・失敗しないようにするには何に気を付けたらいいの?
・失敗しない条件は何?
このような質問にお答えします。
ハウスクリーニング業で独立を考えているものの、「失敗しないか」と不安を抱えている方は少なくありません。
特に「ハウスクリーニング 独立 失敗」というキーワードで検索している方は、リスクをしっかり理解した上で成功させたいという思いが強いでしょう。
独立には自由とやりがいがある反面、適切な準備がなければ失敗のリスクも高まります。
この記事では、失敗を避けるための重要なポイントを詳しく解説していきます。
この記事のポイント
- 独立には十分な貯金が必要であること
- 税金や社会保険料の負担が増えること
- 体調管理が重要であること
- 情熱と信念がないと成功しないこと
① 貯金がある
独立するにあたって、ある程度、貯金は必要になってきます。
なぜなら、短期で破綻するリスクを減らすためです。
最低でも3か月分の生活費は、確保してから独立したほうがいいです。
・生活費:月45万
・3か月分の生活費約150万円を確保
*その場合3か月無収入でも生活できる
独立して3カ月無収入ってことはないと思いますが、病気になるなどを想定していたほうがいいです。
② 税金を知る
個人事業主になると以下のような税金がかかってきます。
会社員のときは分からなかったですが、税金はかなりかかります。
独立するときに、どれくらい税金がかかってくるか分かっていないと、税金や社会保険料の支払いに苦労することになります。
私はネットの情報と税金の本を読んで勉強しました
税金の本1冊ぐらいの知識でいいと思いますので、そういった本を手元に置いておくといいと思います。
③ 健康に気を遣う
個人事業主は体が資本になります。
病気で休んでしまうと、たちまち無収入になってしまいます。
独立して個人事業主になるのなら、健康には人一倍気を付けましょう。
ちなみに私は毎日アミノバイタルを飲んでいます。
アマゾンで定期購入していますので、買い忘れもないですし、定期購入で割引もありますのでいいですよ。
体をケアするための記事は下記を参考にしてくださいね
④ 希望的観測で独立しない
といった希望的観測で独立しないことです。
前の清掃会社で、『根拠のない自信があります』と言って独立した人がいましたが、案の定失敗していました。
という流れでした。
その人ってどうなりました?
仕事のことで悩んで、うつ状態になったみたいだよ。
悲しいよね。
⑤ 仕事仲間
仕事仲間がいないと規模が小さい現場なら1人でも大丈夫ですが、大きい現場だと1人では限界があります。
例えばエアコン1台や浴室1か所とかでしたら1人で大丈夫ですが、エアコン5台すべておそうじ機能付きや、かなり汚れている水回り全て(キッチン・レンジフード分解清掃・浴室・洗面所・トイレ)といった内容でしたら、1人でするには無理があります。
時間に猶予のある現場でしたらいいですが、在宅の現場でしたら時間に限度があります。
そうなると依頼を断るか、他の業者さんにお願いして紹介料をいただくか、お客様に日数をいただくかになります。
そうならない為にも、最低2人ぐらいは仕事仲間がいたほうがいいです。
ただ
を合わせないといけないので、実際はもう少し仕事仲間がいたほうがいいです。
仕事仲間の増やし方については下記の記事を参考にしてね。
⑥ 仕事のスキル
掃除の仕事だから簡単と安易に独立する人がいてますが、仕事の内容にもよります。
マンションの日常清掃のような作業でしたら誰でもできるかもしれません。
掃き掃除や拭き掃除でしたら簡単ですからね
でもお客様が在宅のところに、スキルなしで伺うと失敗すること間違いなしです。
やはりどこかの会社で知識と技術を身につけてから独立するのがベストです。
そうすれば
自信がないからと値段を下げてしまうと、依頼は多くなるかもしれないですが、結局安かろう悪かろうになってお客様は離れていってしまいます。
単価が安く、長時間労働で自由がなくなる働き方なら、独立しないほうがいいです。
家族との時間が無くなり、家庭内がうまくいかなくなり、せっかく夢見た独立が負の連鎖に陥る結果になります。
そうならない為にも、掃除の技術や知識を身につけ、真心のこもったサービスを届けることができれば、お客様から『ぜひあなたに頼みたい』と言っていただけるようになります。
そうなると安い価格ではなく、適正価格で依頼を受けれるようになり、健全な経営ができるようになります。
⑦ 情熱と信念がある
目先の利益に目がくらみ、早く終わらせるために時間ばかり気にする。
そういった考えで仕事をしていると、やがてこれぐらいバレないだろうと手抜きをします。
まずはお客様に喜んでいただくことを最優先に考える。
その信念がなければ、独立しても失敗するだけです。
それはハウスクリーニング業に限らず、全ての仕事に当てはまります。
もし技術に劣っている部分があっても、お客様に喜んでいただこうという情熱があれば、技術も必ず伸びていきます。
長期で見れば結局、情熱や信念がある人に仕事を頼んだほうが、お客様のメリットは大きくなるのです。
その情熱と信念は、お客様に対する接し方や言葉遣いにも必ず現れます。
⑧ 飛び立つ勇気
最後の条件は飛び立つ勇気があるかどうかです。
新しい何かにチャレンジするには、今持っているものを手放さないといけません。
前の清掃会社では42歳で手取り27万円でした。
入社したては23万円ぐらいだったと思います。
13年間その会社にいてましたが、4万円しか上がらなかったです。
27万円からさらに上を目指すとなると何年かかるか分かりません。
でも27万円は会社が存続する限り、入ってくるという安定はあります。
今ある安定を手放して、より大きなものをつかみに行く勇気があるかどうか。
なければ独立は辞めていたほうがいいです。
ハウスクリーニングで独立するのに失敗しないように:まとめ
この記事のポイントは以下のとおりです。
- 独立前に最低3か月分の生活費を貯金しておくことが重要
- 税金の負担を理解し、個人事業主の税制に備える必要がある
- 健康を維持し、病気やケガによる無収入リスクを避ける
- 顧客獲得の見通しが甘いと失敗する可能性が高い
- 大きな案件には信頼できる仕事仲間が必要になる
- スキル不足で独立すると顧客離れが発生しやすい
- 技術を高め、価格を適正に設定することが大切
- 自信がない場合、低価格で仕事を請けるのは危険
- 家族との時間を大切にし、長時間労働を避けるべき
- 情熱と信念を持って仕事に取り組む姿勢が重要
- 根拠のない自信での独立は成功しにくい
- 顧客への真心と誠意が成功の鍵となる
- 長期的な視点で情熱を持ち続けることが成功に繋がる
- 独立には安定を手放す勇気が必要
- 適切な準備が整っていなければ独立しない方が良い
『ハウスクリーニングで独立するのに失敗しない条件8つを解説します』をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
これだけ満たしていれば独立しても大丈夫とという条件を解説しました。
実際、私も会社を辞めるときはかなり悩みました。
独身ならまだしも、奥さんと子供3人を養っていけるのか?と。
でも私の場合は、前の清掃会社のお客様からの応援もあり、無事に独立することができました。
今ではストレスフリーで、信頼できる仕事仲間や業者さん、そして私の家族の生活を支えてくださるお客様に囲まれて幸せです。
この幸せを少しでも共有できる同業者の方が増えていけば、こんなに嬉しいことはありません。
もしハウスクリーニングで独立するのに迷っている人がいれば、この記事を参考にどうすれば失敗せずに独立できるか、突き詰めていっていただければ幸いです。
下記の記事はハウスクリーニングで独立する方のために書いた記事です。
ぜひ参考にしてくださいね。