・ハウスクリーニングで起業したら毎月どれくらいかかるのか知りたい。
・固定費を下げるにはどうしたらいいの?
・おすすめの下げる方法は?
このような疑問にお答えします。
ハウスクリーニングで起業すると意外と費用がかかります。
特に税金や保険料は結構かかってきます。
雇われている時は分からなかったですが、個人事業主になったら国民健康保険がめちゃくちゃ高いです。
雇われていたときは健康保険を会社が半分負担してくれていたので、ありがたかったですよね。
できるなら毎月かかる固定費は抑えたほうがいいですよね。
私は固定費を見直したおかげで月26,000円も安くなりました。
どのように下げたか気になりますよね?
もったいぶらずに早く教えろよ~
では実際に私が下げた方法をお伝えしたいと思います。
まずは毎月かかる固定費を把握することか大事
毎月固定費はかかりますが、どれくらいかかるか把握することが大切です。
実際にかかった固定費(2022年7月)は下記のとおりです。(安くなる前です)
水道光熱費や携帯代は月によって変わりますが、およそ月の固定費が24万円かかっています。
これを交渉や比較サイトを利用して安くしていきました。
賃貸の家賃
持ち家の方は関係がないのでスルーしてもらっていいですが、賃貸の方は大家さんや管理会社に交渉することで、家賃を下げてもらえる可能性があります。
周りの相場状況にもよりますが、下がっているのなら交渉してみる価値はあります。
私の場合、2DKのハイツに住んでいるのですが、今年で20年目になります。
周りの相場も下がってきてますし、はっきり言って2DKで75,000円は高いです!!
なので思い切って管理会社に交渉しました。
もうかれこれ20年ぐらい住んでいるのですが、周りの相場に比べたらうちは高いと思います。今だと75,000円払ったら3LDKマンションに住めると思いますが。
たしかにそうですね
安くならないのなら引っ越しも検討するつもりです。ただ奥さんが今の住まいを気に入っているので、もう少し安くならないか一度検討してもらえないでしょうか?
分かりました。
ヒデさんのお考えを踏まえたうえで大家さんに交渉してみますね。
交渉する際は一方的に下げろと言うのではなく、周りの相場が下がっている事実を伝えたうえで、まだ住みたいからとお願いするといいかと思います。
やはり相手も人間ですから、借りてやっていると上から目線で行くといい結果は得られないと思います。
で、その結果
75,000円から70,000円に下げてもらいました。
それでもまだ高いですが・・・・。
でも年間60,000円下がったというのは大きいです。
さきほど持ち家の方はスルーと言いましたが、住宅ローンを組んでいる方は金利を見直すのも固定費を下げるのに有効です。
ぜひ試してみてくださいね。
事務所の家賃
私は実家を事務所にしています。
家賃として10,000円だけ母親に渡してます。
なのでかなり格安です。
ハウスクリーニング業は別に事務所を構えなくても、道具を置くところさえあれば自宅でもできます。
自宅なら事務所家賃は0円に抑えることができます。
ただ私の知り合いの洗い屋さんは自宅がマンションで、道具を置くことができないのでハローストレージ でレンタル収納スペースを借りています。
約3畳で6,000円ほどかかっているそうです。
ハローストレージ は全国に約10万室あります。
ハウスクリーニングの道具を置くのもそうですが 、下記のような方にもおすすめです。
・会社の書類、在庫置き場が足りない
・リフォームするときに、荷物や家具をどこかに一時的に置きたい
・コレクションが捨てられない
・友人やサークルメンバーでシェアしてして趣味の道具を入れたい
・留学に行くが、一人暮らしの荷物を入れて、アパートは解約したい
アメリカでは10世帯に1世帯がトランクルームを使用してますが、日本では300世帯に1世帯です。
まだまだこれからの市場になりますが、確実に利用する人が増えてきてますよ。
ハローストレージでトランクルームを探してみる
駐車場代
駐車場は2台借りています。
1台は奥さんの車で、もう1台は仕事用の車です。
参考記事:『ハウスクリーニング業で使う車とおすすめの装備は?』
1台10,000円/月かかるのですが、起業する際に『もう1台借りるので安くしてもらえませんか?』(駐車場はその当時ガラ空きでした)と大家さんに交渉するとすんなり半額の5,000円にしてもらえました。
窓口が大家さんから管理会社に代わってから、なぜか5,220円になっています。
なんでだろう・・・
でも220円でいちいち言うのめんどくさいからまぁいっか
自宅に駐車スペースがある方必見!!
自宅に駐車スペースがある方は、固定費を下げるというこの記事の内容とは違いますが、ちょっとした裏技で不労所得を得ることができます。
出典:特P
特Pは貸したい駐車場をスマホで登録するだけで、ネット上で貸出・収益化できるシェアサービスです。
駐車場が空いている時間だけ貸す『時間貸し』や1日中、空いている場合は『1日貸し』など選択することが可能です。
初期費用も月額費用も0円で、スマホから簡単に貸し出すことができ、フリマアプリ感覚で駐車場オーナーを始められます。
ちなみに私の実家兼事務所も駐車スペースで不労所得を得ています(特Pではないですが・・・・)
2階のベランダから撮っています。
一番右のハイゼットが私の社用車です。
駐車場は不動産会社の『センチュリー21』に管理してもらっています。
3台分貸していますが1台14,000円/月で貸してますので、42,000円/月の不労所得があります。
実家兼事務所は年間の固定資産税が約25万円かかりますので、年金暮らしの母親はこの駐車場の不労所得を固定資産税に充てています。
不労所得があると精神的にも家計的にも安心感がありますので、空いている駐車場がある方は、ぜひ駐車場オーナーを検討してみてください。
特P 2022年3月の駐車場貸出の売上実績
・東京都渋谷区(戸建ての駐車場:1車室)67,000円
・東京都新宿区(自宅の駐車場:1車室) 45,000円
・兵庫県神戸市(空き月極駐車場:1車室)41,400円
・三重県伊勢市(自宅駐車場:2車室) 26,850円
・ 東京都渋谷区:(4車室 )381,650円
空き駐車場を貸し出してみる
電話料金
電話料金は家族5人分で毎月23000円前後かかっています。
まだ格安SIMに変えていないので安くなると思いますが、家族の同意が得れていないので変更できていないです(~_~;)
格安SIMに変更できたら改めて追加投稿しますね
損害保険(請負業者損害賠償保険)
三井住友海上の請負業者損害賠償保険に入っています。
月々の金額は前年の売り上げで変わってきます。
今年は3,190円毎月かかっています。
現場で物を壊したり、キズをつけてしまったりといった損失があった場合、修理費が高額になるケースがありますので損害保険には必ず入りましょう。
参考記事:『ハウスクリーニングで独立するなら請負業者賠償責任保険に入ろう』
生命保険
生命保険は基本掛け捨てでいいです。
そう言いながら、私は高い保険に保険ファンドまで入っていました(^▽^;)
保険料:20,696円
保険ファンド:6,000円
毎月保険会社に26,696円も払っていました(-_-;)
特に保険ファンドは全くいらないです。
なぜなら手数料がめちゃくちゃ高いから。
それなら自分で『iDeCo』や『つみたてNISA』などに積み立てるほうがよっぽどいいです。
なので思い切って解約しました。
結局22年ほど上記の保険に入っていましたが、解約返戻金は140,000円ほどでした。
ざっくりですがトータル500万~600万保険料を払っていたので、もう少し解約返戻金があると思っていましたが・・・・。
知り合いの保険外交員の方に任せっぱなしだったので、契約内容をしっかり見ていたら良かったです(-_-;)
今まで保険を払うばかりで、入院や病気もしたことがないので結局払い損でした。
まぁ結果論ですけどね・・・
でも入院や病気もせずに健康で働かせて頂いたので感謝ですね。
基本、自営業者は国民健康保険に入っているので、何かあったときは国民健康保険で補えばいいのです。(会社員・公務員の方は健康保険になります。)
でも入院して高額な金額がかかった場合のこと考えたら、民間の保険に入っておいたほうがいいでしょ?
たしかに入っておいたほうが、より保険金が入ってくるからいいかもしれないけど、でも確率的に低いものに対して毎月高い金額の保険料を払う必要はないですよ。
ヒデさんの例もあるし・・・
じゃあハリネズミ君に分かるように解説しますね。
例えば、手術・入院代で1ヵ月100万円かかったとします。
でも窓口で支払う金額は国民健康保険に入っていれば、3割負担の30万円になります。
30万円ってめちゃくちゃ高いじゃん。やっぱり民間の保険に入ったほうがいいよ。
さいごまで話を聞いてね。
たしかに30万円は高いよね。
でもそういうケースは高額療養費制度をつかえばいいよ。
ハリネズミ君、下の表を見てごらん。
引用:厚生労働省
厚生労働省ホームページ:高額療養費制度を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
たとえば年収500万円の人(ウの段)が手術・入院費100万円かかったとします。
80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1%=87,430円
ねっ?安くなるでしょ?
ホントだ!!87,000円だったら高くないよね。
でしょ!87,000円だったら貯金でなんとかなるでしょ?
ということで、元保険外交員のまっさんが説明してくれた通り、病気やけがで入院したときは国民健康保険(健康保険)で補えばいいです。
ただ私は3人の子供がいてるので、自分が亡くなったときに生活が困る家族のために掛け捨ての生命保険に入りました。
SOMPOひまわり生命で月5,000円の掛け捨て保険に入りました。
出典:SOMPOひまわり生命
生命保険を見直したい方は
私は『SOMPOひまわり生命』にしましたが、どこの保険会社がいいか分からない方は、下記の保険コネクト に相談すればいいと思います。
保険コネクトは保険の相談をしたい人と、 全国の保険販売資格者 ・FPをマッチングさせるサービスです。
知人や営業マンから勧められたままに保険に加入した結果、 ヒデさんのように余計な保障が付いた保険料が高い保険に加入したり 、必要な保障が付いてない保険に加入する問題がよく発生しています。
保険コネクトの提携FPに保険の相談をすることで 、無駄な保障を省いたコストパフォーマンスの高い保険や、 保険の加入目的を叶えられる最適な保険が見つかるかもしれませんよ。
保険コネクトは全ての手数料やサービス料金は無料ですので、ぜひ利用してみてくださいね。
『保険コネクト』に保険の相談をしてみる
火災保険
火災保険の支払いが上の表では0円になっていますが、0円で入れる火災保険があるのですか?
いや、ただ単に入り忘れていただけ(゚Д゚;)
そんな0円の火災保険なんかあるわけないでしょ~
おそらく火災保険に15年以上入っていなかったみたいです・・・・・
これを機に入りました。
出典:保険スクエアbang!火災保険の無料診断サービス
少しでも安い保険に入りたかったので火災保険の無料診断サービス の比較サイトを利用しました。
保険は補償内容が同じなら、少しでも安いほうがいいですよ。
なので比較サイトは有効ですね。
火災保険は火災で家が焼けた時だけしか使えないと思われている方がいてますが、実際は以下のケースで大抵は補償されます。
しかも保険を何回使っても保険料は上がらないので使わないと損ですよね。
ただしオプションの『偶発的な事故(破損・汚損)の補償』をつけないとその補償はないので注意が必要です。
*住居が賃貸の場合、退去費用に火災保険を活用できます。
実際に火災保険を申し込みしました。
申し込みをするとメールが届き、担当者さんから連絡が来ました。
代理店の損害保険見直し本舗からメールが届き、2社勧められました。
そのうちの1社、日新火災と契約をしました。
保険の内容は下記のとおりです。
すべてメールで完結しました。
火災保険に入ってなかったので、これで安心して生活ができますね。
『火災保険 保険スクエアBang!』 の利用料は完全無料。必要なものを安い価格で選べるようにアドバイスしてくれます。
比較してできるだけ安く、いい火災保険を選びたい方は最適のサービスです。
火災保険の無料診断をしてみる
国民健康保険
国民健康保険はかなり高いです。
家族5人分ですからやっぱり高くなりますよね(-_-;)
年間593,862円を10ヵ月で支払う感じです。
国民健康保険は前年の所得額と家族構成で決まりますので、経費や控除額を増やして所得額を抑えることができれば、保険料を安くすることは可能です。
それ以外に免除・猶予といったことができますが、条件が色々あるのでここでは割愛します。
詳しくは下記、日本年金機構ホームページをご覧ください。
日本年金機構ホームページ:国民健康保険の免除・猶予についてはこちらをご覧ください
年金
年金は一律金額が決まっているので安くすることはできないです。
ただ失業等で収入の減少により、国民年金保険料を納めることが経済的に困難な場合、免除や猶予制度を申請して0円にすることは可能です。
ただし将来、年金をもらうときは免除期間は保険料を納めた時に比べて安くなりますので注意が必要です。
詳しくは下記、日本年金機構ホームページをご覧ください。
日本年金機構ホームページ:国民年金保険料の免除・猶予についてはこちらをご覧ください
電気料金・ガス料金
私は『AU』で電気とガスをまとめて支払っているので安いほうだと思います。
なので今回、見直しは見送りました。
ただ電気やガスを少しでも安くしたいとお考えの方は、一括比較サイトを使うことをおすすめします。
ただしガスに関しては、持ち家の方は乗り換えは比較的簡単ですが、賃貸は家主や管理会社に交渉が必要になります。
固定費を見直したあとの金額は?
固定費を見直した結果、26,363円の固定費削減になりました。
安くできたのは、家の賃貸と生命保険でした。
やはり生命保険がかなり高かったので見直してよかったです。
これに格安SIMが追加されると、合計30,000円以上安くできると思うので、早めに変えれるようにしていきたいですね。
車にかかる固定費
車を所有するとガソリン代や車検代、任意保険がかかってきます。
毎月ではないですが車検代(2年に1回)や任意保険(年に1回)は結構かかります。
少しでも安くするなら、やはり一括見積サービスを利用するのが一番です。
さいごに
『ハウスクリーニングで起業をしたらまずは固定費を下げよう』をお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
今回、私自身も固定費を見直すことで26,000円/月も安くすることができました。
固定費が毎月26,000円安くなれば、26,000円の定期清掃を契約したのと同じですからね。
個人事業主になるとこの感覚が大事です。
今回の見直しで色々と分かったことがあります。
賃貸の家賃は交渉次第で安くすることは可能だと分かりましたし、生命保険も無駄な保険には入らず、5,000円までで十分だということが分かりました。
これは実際に行動したから分かったことです。
無駄な保険には入らない。最低限で大丈夫です。
万が一の為や何となく不安だからと言って生命保険に高いお金を出して安心する。
でも万が一がなかったらかなり無駄になります。
なので入る必要のない保険は解約しましょう。
そうすることで固定費を抑えられます。
必ず入っておくべき保険は『火災保険・任意保険・自転車保険』の3つで十分です。
なぜなら万が一の時にかかる費用が莫大になるからです。
自転車保険は自動車の個人賠償特約に入っていると付いてきますよ。
固定費を下げるにはまずは相場を知ることが大切ですが、それには一括見積サービスを使うと分かりやすいです。
月の固定費がいくらかかっているか洗い出して、一括見積サービスを使って少しでも安くなるように試してみてください。
では今回はこれでおしまいです。
参考になると嬉しいです。