
- 清掃業からの転職って難しいかな
- どんな仕事につけるか不安だ
- 体力的にきついので転職したいな
- 給料が安いからもっといいところに転職したい
こうした悩みを抱えている方は少なくありません。
私自身、20年以上清掃業に携わり、数多くの現場経験を積んできました。そのなかで転職していった仲間や後輩を数多く見てきましたが、清掃業からの転職は決して不可能ではありません。
この記事では、清掃業で働く人がどのように次のキャリアへ進めばよいのかをわかりやすく解説します。
清掃業は「誰でもできる仕事」ではない
「清掃業は簡単で誰でもできるから、良い仕事に転職するのは難しい」と考える人は少なくありません。
ですが、この認識は清掃業の実態を正しく反映していないものです。
実際の清掃業務は、単純作業に見えても高度な専門性と判断力を必要とする場面が多く、決して「誰でも同じようにできる仕事」ではありません。
マンションやオフィスの共用部分の掃き掃除や拭き掃除といった軽作業は、確かに初心者でもすぐに対応できる側面があります。
しかし清掃業全体を俯瞰すると、その範囲ははるかに広く、次のような高度なスキルが要求されます。
エアコン・洗濯機などの分解清掃
家電内部に溜まるホコリやカビは表面清掃では落とせません。安全に分解・再組立てを行うには、機械構造や配線の知識が必要です。誤った作業は故障や感電の危険があるため、メーカーのマニュアルや基準に沿った正しい技術が欠かせません。
強い汚れの除去
油汚れや水垢、サビなど頑固な汚れは、素材に合わせた薬剤や道具の選択が重要です。酸性洗剤は水垢に有効ですが大理石には不向き、アルカリ性は油汚れに強い反面、素材を傷めることがあります。清掃は「落とす」と「守る」を両立させる判断力が求められます。
在宅作業時の顧客対応
ハウスクリーニングでは顧客と直接接するため、清掃技術だけでなく挨拶や態度、身だしなみが信頼に直結します。特に個人宅では「生活空間に入る」以上、安心感を与える誠実な対応とコミュニケーション能力が欠かせません。
このように、清掃業は単純労働とみなされがちですが、実際には「技術力」「専門知識」「接客スキル」を同時に活かす総合的な職業です。
特に近年では、感染症対策や環境衛生管理の観点からも、清掃業の重要性と専門性は社会的に再評価されています(出典:厚生労働省『建築物における衛生的環境の確保に関する法律』
つまり清掃業は「ただの雑用」ではなく、専門性と対人スキルを兼ね備えた職務であり、その経験は転職の場面でも十分にアピールできる強みとなるのです。
清掃業で身につくスキルと強み
清掃の仕事を続けていると、「ただ掃除をしているだけ」と思われがちですが、実際には多くの力が自然と身についていきます。
これらは清掃業だけに役立つものではなく、ほかの仕事に移っても強みとしてアピールできる大切なスキルです。
ここでは分かりやすく整理してみましょう。
段取り力・時間管理能力
清掃の現場では「決められた時間の中でどれだけ効率よく作業を終わらせるか」が常に求められます。
たとえば短時間で複数の部屋を掃除する必要がある場合、どの順番で作業を進めれば無駄がないかを考えなければなりません。
こうした経験から身につく段取り力や時間の使い方は、事務仕事や物流の現場でもとても役立ちます。
問題解決力
掃除をしていると、「どうしても汚れが落ちない」「機械が急に動かなくなった」「お客様から予想外のお願いをされた」など、思い通りにいかないことが必ず出てきます。
そのたびに工夫して解決してきた経験は、営業や接客など、トラブル対応が必要な仕事で大きな強みになります。
コミュニケーション能力
特にハウスクリーニングなどでは、お客様と直接やり取りすることが多くあります。
「今日はどこを重点的に掃除してほしいか」などを確認したり、作業後に説明したりする中で、自然と人と話す力や信頼を得る対応力が磨かれます。
こうした経験は販売の仕事やカスタマーサポートにも直結します。
安全・衛生管理の知識
掃除には洗剤や薬品を扱う場面が多くあります。種類を間違えると素材を傷めたり体に害を与えたりするため、正しい知識が必要です。
また、感染症を防ぐためのマスクや手袋の使い方なども日常的に意識します。
こうした安全や衛生の知識は、介護や医療、食品を扱う工場など、衛生管理が重視される仕事でもそのまま活かせます。
厚生労働省も労働安全や衛生管理の重要性を示しており(出典:厚生労働省「労働安全衛生法」)清掃の現場で学んだことは社会的にも高く評価できる内容です。
このように整理すると、清掃の経験は「ただの掃除」ではなく「社会人としての力を育てる経験」であることが分かります。
履歴書や面接でも、自分が身につけたスキルをしっかり伝えることで、転職活動において大きな武器になるでしょう。
学歴がなくても転職できる理由
転職市場においては、新卒採用ほど学歴が強く問われることはありません。
中途採用では「これまでどんな経験を積み、何を身につけてきたか」が重視される傾向にあります。
企業が求めているのは、組織にすぐに貢献できる力を持つ人材です。そのため、高卒や中卒といった学歴に引け目を感じる必要はありません。
評価の対象になるのは以下のような点です。
- 今までの職務経験
- 現場で培ったスキル
-
人柄や仕事への熱意
実際に、厚生労働省が公表している労働力調査でも、中途採用における企業の選考基準は「職務経験・能力」が最も重視されていることが示されています(出典:総務省統計局『労働力調査』 )
つまり、学歴よりも「現場で積み重ねてきた実績」や「これから仕事にどう取り組むか」という姿勢が重要視されているのです。
清掃業で培った段取り力やコミュニケーション能力、責任感といったスキルは多くの企業で歓迎される要素となります。
転職で重視される5つのポイント
清掃業から別の仕事に移ろうと考えるとき、採用担当者が特に注目するのは次の5つです。
ここを理解し、自分の経験に当てはめて整理しておくと、面接や履歴書で効果的にアピールできます。
1,スキルと経験
即戦力として働けるかどうかは大きな判断基準です。
清掃業で身についた「効率的に作業を進める段取り力」「お客様対応で培った接客経験」は、事務や営業、サービス業など幅広い職種に応用できるスキルとして評価されます。
2,仕事への熱意
どれだけ経験やスキルがあっても、やる気が伝わらなければ採用は難しくなります。
「なぜこの会社を選んだのか」「ここでどんな成長をしたいのか」を明確に言葉にできる人は、前向きな姿勢として好印象を持たれます。
3,協調性
清掃業は一人で作業する場面も多いですが、転職先ではチームで協力して仕事を進める環境が一般的です。
面接では「周囲と協力しながら成果を出せるか」が見られるため、協調性を意識したエピソードを準備しておくと安心です。
4,必要な資格の有無
介護職であれば「介護職員初任者研修」、電気関連であれば「第二種電気工事士」、運送業では「大型免許」や「第二種運転免許」といった資格があると採用に有利になります。
ただし、中途採用では資格よりも経験やスキルを重視するケースも多いため、資格がなくても諦める必要はありません。
5,清潔感
第一印象は数秒で決まると言われています。
特に面接では、髪型・服装・言葉遣いなどの基本的な清潔感が「信頼できる人材」と判断される大切な要素です。
普段から身だしなみに気を配る習慣を整えておくことが、採用の場面で大きなプラスにつながります。
この5つのポイントを理解し、自分の経験や強みと結びつけて語れるように準備しておくことで、清掃業からの転職活動をぐっと有利に進めることができます。
清掃業から実際に転職した人の事例
清掃業から別の業界へと転職を果たした人の中には、幅広いキャリアを築いている事例が数多くあります。
ここでは私が見てきた転職事例を紹介します。
大手自動車メーカーの事務員
日常的にパソコンを使いこなしていた女性は、Excelでの表計算やWordでの文書作成、正確で素早いタイピング能力を持っていました。
これらのスキルは清掃業務とは直接関係がないように見えても、転職後の事務職では即戦力として活かされ、配属直後から社内で高い評価を得ました。
食品メーカーの営業
40代で清掃業から営業職に転身した男性は、顧客対応で培った丁寧な言葉遣いや真面目な姿勢が強みとなりました。
転職後は地道に実績を積み重ね、数年後には課長職に昇進。
年齢に関わらず、努力と成果が正当に評価されることを示す好例といえます。
大東建託の営業
清掃業時代から職場の同僚や取引先とのやり取りで人を動かす力に長けていた上司は、40代後半で不動産営業に転職しました。
持ち前のコミュニケーション力と行動力を武器に、短期間で成果を上げ、最終的には営業部長に昇格しました。
清掃業で磨かれた対人スキルが異業種でも大いに通用することが分かります。
介護士
清掃業に従事しながら介護職員初任者研修を受講し、資格を取得した女性は、その後介護業界に転職しました。
人の生活に寄り添う姿勢や衛生管理への意識が評価され、安定した働き方を実現しています。
医療・福祉分野は今後ますます需要が高まるため、清掃業での経験を基盤にキャリアを広げられる代表的な分野のひとつです。

このように、清掃業からの転職は年齢や経歴に関係なく、多様な選択肢が開かれています。ポイントは「どんなスキルを身につけてきたのか」「どのように活かせるのか」を自分の言葉で整理し、熱意を持って伝えることです。
転職活動の具体的な進め方
清掃業から転職を目指す場合、やみくもに求人を探すのではなく、段階を踏んで準備を進めることが大切です。
流れを整理すると、以下のようになります。
自己分析をする
まずは、自分が清掃業で培ったスキルを丁寧に整理しましょう。
「効率的に作業を進められる段取り力」「顧客との信頼関係を築いた経験」など、強みを具体的に書き出すと客観的に把握できます。
弱みも合わせて把握しておくことで、面接での対策につながります。
希望条件を明確にする
次に、自分が転職先で何を優先したいのかを明確にします。
給与水準、勤務地、勤務時間、休日、職種などをリスト化し、優先順位を決めておくと求人探しが効率的になります。
求人を探す
転職サイトやエージェントを活用することで、非公開求人や条件に合った求人を効率的に集めることができます。
専門のキャリアアドバイザーに相談することで、自分では気づかなかった強みを客観的に指摘してもらえるのもメリットです。
書類を準備する
履歴書や職務経歴書は採用担当者にとって最初の判断材料です。
清掃業での経験を「ただの作業」ではなく「培った強み」として言語化し、職種にどうつなげられるかを具体的に示すことが大切です。
面接対策を行う
面接では「なぜこの会社を選んだのか」「清掃業での経験をどう活かせるか」を明確に話せるように準備しましょう。
志望動機や自己PRを何度も練習することで、本番でも自然に伝えられるようになります。
内定・条件交渉
内定後は給与や勤務条件の調整が必要になる場合があります。
転職エージェントを通じて交渉すれば、自分では伝えにくい要望も客観的に調整してもらえるため安心です。
厚生労働省の調査によれば、日本の中途採用市場は年々拡大しており、経験やスキルを活かした転職が増加傾向にあります(出典:厚生労働省「人材サービス総合サイト」 )
こうした環境を追い風に、清掃業からのキャリアチェンジを積極的に進めていくことができます。

手順を踏んで準備を進めれば、清掃業での経験をしっかり武器に変え、安心して新しいキャリアへと歩み出すことができます。
履歴書・職務経歴書で差をつけるコツ
履歴書や職務経歴書は、採用担当者が応募者を最初に評価する重要な書類です。
ここでしっかりと自分の強みを伝えられるかどうかが、面接につながる大きな分かれ道になります。
特に清掃業からの転職では、「ただの清掃作業」ではなく「社会人として培った能力」として表現することが求められます。
以下の工夫を意識することで、他の応募者と差をつけることが可能です。
具体的な数字を盛り込む
「年間〇件以上の現場に対応」「月平均〇件の顧客を担当」といったように、数字を活用して実績を示すと説得力が増します。
単に「多くの現場に対応」と書くよりも、明確な数値を提示することで担当者がイメージしやすくなります。
数字は応募者の努力や実績を客観的に証明する指標になるため、できる限り盛り込みましょう。
スキルを言語化する
「薬剤の特性を理解し、適切な清掃方法を選択できる」「現場ごとに効率的な作業手順を組み立て、チームをリードできる」といった形で、具体的にスキルを言語化することが重要です。
清掃業は専門用語が多いため、転職先が異業種であっても理解できるように平易な言葉に置き換えることを意識しましょう。
成果をアピールする
「顧客満足度アンケートで常に高評価を獲得」「苦情ゼロの現場を維持」といった成果を記載すると、自分の働きぶりが定量的に伝わります。
清掃業であっても「品質」「信頼」「継続性」といった点はどの業界でも共通して評価されるため、自信を持って記載しましょう。
履歴書や職務経歴書は単なる経歴の羅列ではなく、「自分が転職先でどのように役立てるか」を示すプレゼン資料でもあります。

企業は中途採用者に「実績」と「即戦力性」を重視していますので、しっかりとアピールしましょう
面接で好印象を与えるポイント
面接は、書類では伝わらなかった人物像を直接見てもらう大切な場です。
ここでは「この人と一緒に働きたい」と思わせるための工夫が必要になります。
特に清掃業から異業種へ転職する際は、自分の経験をどう活かせるかを明確に伝えることが大きなカギとなります。
清掃業で培った経験を他業種にどう活かせるか語る
「時間管理能力を活かして効率的に作業を進められる」「顧客対応で培ったコミュニケーション力を営業に応用できる」など、清掃業での経験を具体的に他業種につなげて説明することが重要です。
業種が違っても、基礎的な能力や姿勢は普遍的に評価されます。
辞めた理由を前向きに説明する
「体力的にきつかった」という理由だけでは消極的に映ります。
「自分のスキルをより活かせる環境で成長したい」「新しい分野で挑戦したい」といった前向きな理由に言い換えることで、採用担当者にポジティブな印象を与えられます。
笑顔と清潔感を意識する
第一印象は数秒で決まると言われています。
特に清掃業出身者は「清潔感」が大きな強みになります。髪型や服装を整えることはもちろん、面接中の表情や姿勢も大切です。
笑顔で丁寧に受け答えすることで、信頼感や安心感を与えることができます。

面接では、言葉だけでなく態度や雰囲気も評価対象となります。自分が「一緒に働きたい人材」であることを伝える意識を持って臨むことで、採用の可能性は大きく高まります。
転職エージェントを利用するメリットと注意点
転職活動を一人で進めようとすると、求人探しや応募書類の作成、面接対策などに膨大な時間と労力がかかります。
そこで役立つのが「転職エージェント」です。
エージェントを上手に利用すれば、効率的に転職活動を進められるだけでなく、自分一人では得られない情報やサポートを受けられるのが大きな強みです。
メリット
- 自分に合った求人を紹介してもらえる
登録時に希望条件や経験を伝えることで、エージェントが条件に合致した求人を選んで提案してくれます。特に非公開求人(一般公開されない案件)を紹介してもらえる点は大きな利点です。
- 企業の内部情報を入手できる
求人票には載っていない職場の雰囲気や離職率、上司のマネジメントスタイルなど、内部事情を把握できることがあります。事前に情報を得ておくことで、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。
- 優良企業の求人が多い
エージェントを利用する企業は、採用が決まると成功報酬を支払う必要があります。
そのためコストをかけても人材を求める企業が多く、結果的に一定以上の経営基盤を持つ優良企業に出会える可能性が高まります。
- 書類・面接の対策をしてもらえる
履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接などを通じて、採用担当者の目線を意識した準備ができます。
特に清掃業からの転職では、経験を他業種にどう置き換えて説明するかが重要になるため、プロのアドバイスは心強い味方です。
- 給与交渉や日程調整を代行してくれる
面接日程の調整や給与条件の交渉は、自分から切り出すのが難しいと感じる方も多いはずです。
エージェントを介することで角を立てずに希望を伝えやすくなります。
- 無料で利用可能
利用者が費用を負担することはなく、サービスは無料で受けられます。これは採用が決まった際に企業側からエージェントに報酬が支払われる仕組みになっているためです。
注意点
- 中小規模のエージェントの中には、成果報酬を優先して強引に転職を勧めるケースもあります。そうした場合、自分の希望に合わない転職先を提示される可能性があるため注意が必要です。
- ひとつのエージェントに頼りきりにせず、複数のエージェントを併用して比較検討することが推奨されます。各社が持つ求人やサポートの質が異なるため、複数を使うことで視野が広がります。

信頼性の高い大手エージェント(リクルートエージェント、doda、マイナビエージェントなど)を選んで活用すると安心です。
また、厚生労働省もキャリア形成において職業紹介事業の活用を推奨しており(出典:厚生労働省「職業紹介事業」)信頼できるエージェントは公的にも認められた仕組みであることが分かります。
まとめ 清掃業から一歩踏み出そう
清掃業は確かな専門性を持つ職業であり、社会に不可欠な役割を担っています。
しかし現実として、給与水準が低めであったり、労働時間や体力的な負担が大きいなどの課題を抱えるケースも少なくありません。
実際に私は大手清掃会社で14年働き、42歳時点でも手取りは27万円。昇給もわずかで、手当もなく「将来性が厳しい」と感じていました。
そのため「もっと良い環境で働きたい」と考えるのは自然なことです。
実際に清掃業から転職した人の中には、事務職、営業職、介護職など幅広い分野で新しいキャリアを築いた例が数多くあります。
大切なのは、清掃業で培ったスキルを「他業種で通用する力」として言語化し、自信を持って発信することです。
- 清掃業で培ったスキルは他業種でも活かせる
段取り力、顧客対応力、安全管理の知識などは、事務・営業・介護・製造など多様な職種で評価されます。
- 学歴がなくても転職は可能
中途採用では学歴よりも実務経験や人柄、熱意が重視される傾向があります。
- 転職エージェントを活用すれば安心して活動できる
求人紹介から面接対策、条件交渉まで全面的な支援を受けられるため、自分一人で進めるよりも成功率が高まります。
現代は「転職が当たり前」となりつつある時代です。
キャリアを重ねるごとに、自分に合った環境や新しい挑戦を選ぶことは、むしろ前向きなキャリア形成の一環と考えられています。
悩んでいる方は、まずは信頼できるエージェントに相談してみることをおすすめします。
自分の市場価値を客観的に把握するだけでも大きな気づきが得られますし、そこから行動を始めることで、より良い環境で働くチャンスを掴むことができます。
\実際に現場で使っているハウスクリーニングおすすめ洗剤&道具/
独立開業を目指すとき、最初に悩むのが「どんな洗剤や道具を揃えればいいのか」「経理や顧客管理はどうするのか」、そして「一人で不安になったときに頼れる場所があるのか」という点ではないでしょうか。
私自身、開業当初は同じように迷い、必要のないものを買ってしまったり、逆に本当に必要な道具が抜けていて現場で困った経験があります。
また、事務作業に追われて時間を失ったり、孤独感に押しつぶされそうになったこともありました。
そうした失敗や試行錯誤を経て、「これだけは導入してよかった」と胸を張っておすすめできるものがいくつかあります。
それが 『洗剤・道具・会計ソフト・コミュニティ 』の4つです。
これらを揃えることで、作業効率が大きく向上し、顧客からの信頼も得られ、さらには安心して長く続けられる基盤が整いました。

私が現場で実際に使って「これは間違いなく役に立つ」と感じたものだけをまとめました。これから独立開業される方の参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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【この記事を書いた人】

清掃業歴20年以上、累計1万件以上の現場を経験。
大手清掃会社に14年間勤務し、現場管理やスタッフ育成、顧客対応を通じて豊富なノウハウを習得。
42歳で独立後は、住宅・オフィス・店舗清掃を中心に活動中。
このブログでは、清掃業での独立ノウハウ、集客術、現場トラブル解決法などを実体験に基づいて発信しています。

