
- 独立したけど、どうやって地域のお客様を集めればいい?
- 今でもチラシを配る効果はあるの?
- ハウスクリーニングのチラシには何を書けばいい?
- 自作・外注・印刷・配布はどう選べばいい?

ハウスクリーニングで独立したばかりのころは、「技術はあるけど、どうやってお客様に知ってもらえばいいんやろ?」と悩みやすいですよね。
SNS、ホームページ、Googleビジネスプロフィール、マッチングサイトなど集客方法はいろいろありますが、地域を絞ってこちらからサービスを知ってもらえる方法の一つがチラシです。
ただし、屋号と電話番号だけを書いて大量に配れば仕事が増えるほど簡単ではありません。
ハウスクリーニングはお客様の自宅に入って作業する仕事なので、料金だけでなく「どんな人が来るのか」「安心して任せられるのか」まで見られています。
この記事では、ハウスクリーニングのチラシに載せたい内容、自作と外注の違い、印刷や配布の考え方、配ったあとの確認方法までまとめます。
【この記事を読んでわかること】
- ハウスクリーニング集客でチラシを使うメリット
- 問い合わせにつながりやすいチラシの作り方
- 自作・外注・印刷・配布方法の選び方
- チラシを配ったあとの効果の確認方法
- ハウスクリーニングのチラシは必要?集客で使うメリットと載せたい内容
- ハウスクリーニングのチラシの作り方|自作・外注・印刷・配布まで解説
ハウスクリーニングのチラシは必要?集客で使うメリットと載せたい内容
ハウスクリーニングでチラシを使うメリット
独立後の集客で最初に大きな壁になりやすいのが、「自分のサービスをまだ誰にも知られていない」ということです。
どれだけ掃除が上手でも、地域のお客様に存在を知ってもらえなければ問い合わせにはつながりません。
チラシの強みは、検索されるのを待つだけではなく、営業したい地域へこちらから情報を届けられることです。

たとえば「そろそろエアコンを掃除したい」と思っていても、まだ具体的に業者を検索していない人はいます。
そんなときに「エアコンクリーニング」「○○市対応」「料金○○円(税込)」と書かれたチラシが届けば、依頼を考えるきっかけになります。
また、紙は手元に残せます。
すぐには必要がなくても、冷蔵庫や電話の近くに置いてもらえれば、後日「そういえば、この前チラシが入っていたな」と思い出してもらえる可能性があります。
もちろん、配れば必ず仕事になるわけではありません。
印刷費や配布時間もかかるので、チラシは「作って終わり」ではなく、配布地域や内容を変えながら試していく広告と考えるほうがいいです。

チラシとホームページは役割が違う
チラシとホームページは、どちらか一つを選ぶものではありません。
チラシは「まだ自分を知らない地域の人に存在を知ってもらう入口」として使いやすく、ホームページは「興味を持った人に詳しい情報を確認してもらう場所」として使えます。

チラシを見た人が、その場ですぐ電話するとは限りません。
屋号をGoogleで検索したり、QRコードからホームページへ移動したりして、施工事例やプロフィールを確認してから問い合わせる人もいます。
そのため、チラシには情報をすべて詰め込まず、「詳しい料金はこちら」「施工事例はこちら」とQRコードでホームページへ案内する方法も使えます。

ハウスクリーニング全体の集客方法については、ハウスクリーニング集客完全ガイド|仕事を増やす方法でも詳しく解説しています。
チラシが向いているのは地域密着で一般家庭を増やしたい人
紙のチラシというと高齢者向けというイメージを持つ人もいますが、それだけではありません。
紙には「家族で見られる」「手元に残せる」「後から見返せる」というメリットがあります。
スマホで一度見た広告はそのまま流れてしまいますが、紙なら必要になったタイミングで思い出してもらえる可能性があります。
特に、次のような人には相性がいいです。
逆に、広い地域を対象にしたサービスや、法人だけを狙う仕事では別の営業方法が合うこともあります。

チラシが良いか悪いかではなく、自分が取りたいお客様と相性が合っているかで判断しましょう。
チラシには「安心して頼める材料」を入れる
ハウスクリーニングのチラシで大切なのは、おしゃれさだけではありません。
お客様は「いくらなのか」と同じくらい、「この人を家に入れて大丈夫かな」と考えています。
そのため、チラシには料金表だけでなく、安心して判断できる材料も入れておきたいところです。
全部を同じ大きさで載せる必要はありません。
重要なのは「このチラシを見た人が、問い合わせる前に知りたいことは何か」を考えることです。
顔写真を載せられるなら安心材料の一つになります。顔
写真を使いたくない場合でも、「清掃業歴○年」「○○市対応」「損害保険加入」など、確認できる情報を入れる方法があります。
料金は分かりやすく、追加料金の条件もできる範囲で書く
料金がまったく分からないチラシは、お客様にとって問い合わせのハードルが高くなります。
たとえば「エアコンクリーニング 11,000円(税込)」のように、基本料金を分かりやすく表示すると比較しやすくなります。
一般消費者向けにあらかじめ価格を表示する課税事業者の場合、チラシも総額表示の対象になります。
料金を載せるときは、税込価格が分かる表示にしておきましょう。
また、作業内容によって高所作業費、駐車料金、特殊機種、追加作業などが発生する場合は、すべてを細かく書けなくても「条件により追加料金が発生する場合があります」とだけで終わらせず、主な条件をできる範囲で示したほうが親切です。

問い合わせ後に「チラシの金額と違う」と感じさせないことが大切ですね。
一番売りたいサービスを決めてから作る
デザインを始める前に決めたいのが、「このチラシで何を一番売りたいのか」です。
エアコン、浴室、レンジフード、床、空室清掃、店舗清掃など、全部を目立たせようとすると情報が多すぎて、何のチラシなのか分かりにくくなります。
たとえばエアコンシーズンなら、表面はエアコンクリーニングを中心にして、裏面に浴室やレンジフードなどのメニューを載せる方法があります。
年末なら水回りや大掃除を中心にするなど、季節によって内容を変えるのも一つです。

ハウスクリーニングのチラシの作り方|自作・外注・印刷・配布まで解説
チラシはおしゃれさより「一目で分かること」が大切
チラシはデザインコンテストではありません。
見た人が短時間で「何のサービスなのか」「いくらなのか」「どう申し込めばいいのか」を理解できることのほうが大切です。
特に意識したいのは、次の点です。

Before/After写真はハウスクリーニングと相性がいいです。
文章だけで「きれいになります」と説明するより、作業前後の違いを写真で見せたほうがサービスをイメージしてもらいやすくなります。
ただし、お客様宅の写真を掲載する場合は、必要な確認を行い、住所や個人情報が写り込まないように注意してください。
割引を載せる場合は価格の見せ方に注意する
「今だけ半額」「通常価格○○円→○○円」という表示は目立ちますが、安く見せるためだけに根拠のない通常価格を設定するのは避けましょう。
実際の販売実績や価格設定と合わない二重価格表示は問題になる可能性があります。
キャンペーンを載せる場合は、期間、対象サービス、利用条件などを分かりやすく書いておくとトラブルを防ぎやすいです。
CanvaやAdobe Expressを使って自作する
「開業したばかりなので制作費を抑えたい」「まず自分で作ってみたい」という人なら、自作から始める方法があります。
CanvaやAdobe Expressにはチラシ用のテンプレートがあり、写真や文字を差し替えながら作成できます。
テンプレートを使うメリットは、ゼロから配置を考えなくていいことです。ただし、テンプレートがきれいだからといって、そのままハウスクリーニングの集客に使えるわけではありません。
自分の屋号、料金、対応エリア、施工写真、問い合わせ先を入れて、お客様が必要な情報をすぐ確認できる形に直しましょう。
逆に、デザイン作業だけで何日も止まってしまうなら、その時間を営業や現場に使ったほうがいい場合もあります。
自分で作るのが難しいならココナラなどで外注する
「料金や文章は決まっているけど、レイアウトがうまくできない」「デザインに時間を使いたくない」という方は、外注する方法があります。
依頼先の一つとして使えるのが、ココナラ
です。
ココナラではチラシやフライヤー制作を扱う出品者を探せるので、制作例、評価、料金、納期などを見ながら比較できます。
ただし、出品者によってサービス内容は違います。
片面・両面、修正回数、文章作成、地図作成、納品形式、印刷対応の有無などは依頼前に確認しましょう。
特に大切なのが納品データです。
完成したデザインがネット印刷へそのまま入稿できるのか、PDFで納品してもらえるのかなどを確認しておくとスムーズです。
「A4両面」「○○部印刷予定」「ネット印刷会社へ入稿予定」といった使い方まで伝えておくと、依頼内容の行き違いを減らせます。

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友人や知り合いに頼む場合も条件を決めておく
デザインが得意な友人や知人がいるなら、作成をお願いする方法もあります。
費用を抑えられる場合がありますが、「知り合いだから何度でも無料で修正してもらえる」と考えるのは避けたほうがいいです。
納期、修正回数、支払い、印刷用データまで作ってもらえるのかを最初に決めておくと、お互いに進めやすくなります。
また、デザインが上手なことと集客用チラシを作れることは少し違います。
料金、サービス、問い合わせ先など、お客様が必要な情報がきちんと入っているかは自分でも確認してください。
少部数なら自宅プリンター、大量ならネット印刷を比較する
数枚から数十枚を試しに配る程度なら、自宅プリンターも使えます。
デザインや料金を変更しながら試せるのはメリットですが、数百枚、数千枚になるとインク代、用紙代、印刷時間、紙の補充なども無視できません。
本格的に配るなら、ラクスル、プリントパック、グラフィックなどのネット印刷サービスも比較してみましょう。
料金は、サイズ、片面・両面、カラー、用紙、部数、納期などで変わります。
そのため「300枚なら必ず○円」「1万枚なら○円」と固定して考えず、注文する時点で公式サイトの料金を確認するのが確実です。
ラクスル

画像出典:ラクスル
A4やA5など複数サイズのチラシ印刷を選べます。
紙、部数、納期など条件を変えながら料金を確認できるので、予算を比較したいときにも便利です。
プリントパック

画像出典:プリントパック
チラシやフライヤーなどさまざまな印刷物に対応しています。
納期を急ぐ場合は、受付締切や発送予定日まで確認してから注文しましょう。
グラフィック

画像出典:グラフィック
コート紙、マット系の紙、上質紙などさまざまな用紙を比較したい場合に使いやすいサービスです。
ただし、ポスティング用のチラシで必要以上に高級な紙を使う必要はありません。
紙にお金をかける前に、料金や問い合わせ先を分かりやすくすることを優先したほうがいいでしょう。
紙質とサイズはA4・A5を基準に考える
ハウスクリーニングのチラシなら、最初はA4またはA5を基準に考えると分かりやすいです。
A4は料金表、施工写真、プロフィールなど、ある程度情報を載せたい場合に向いています。
両面にすれば、表で主力サービス、裏で料金一覧やプロフィールを紹介できます。
A5はA4の半分ほどなので情報量は減りますが、一つのサービスに絞ったチラシなら使いやすいです。
紙質は、写真を鮮やかに見せたいならコート紙、文字を読みやすく落ち着いた印象にしたいならマット系の紙などが候補になります。
迷ったら、印刷会社が定番として案内しているチラシ用紙から選べば十分です。
配布方法は「自分で配る」「業者へ頼む」「既存客へ渡す」
チラシは作って終わりではありません。どこに、何枚、いつ配るかまで考えて初めて集客に使えます。
自分でポスティングする
広告費を抑えたいなら、自分で配る方法があります。
配布代はかかりませんし、営業エリアを自分の目で見られるのもメリットです。
戸建てが多い地域、ファミリー向けマンションが多い地域なども分かります。
一方で、数千枚を一人で配るとかなり時間がかかります。
その時間で現場に入れるなら、外注したほうがいい場合もあります。また、「チラシ投函禁止」と表示されている建物への無理な投函は避けましょう。
ポスティング業者へ依頼する
配布する時間がない場合は、ポスティング会社へ依頼できます。
料金だけではなく、対応地域、配布方法、戸建て指定などの条件、配布報告の有無も確認して選びましょう。
営業範囲を広げすぎると、仕事が取れても移動時間が増えます。
自分が実際に行きたい地域へ絞って配ることも大切です。
既存のお客様へ渡す
ポスティングだけでなく、作業が終わったお客様へ料金表やサービス案内として渡す使い方もあります。
エアコンを依頼したお客様が、「次はレンジフードもお願いしようかな」と他のメニューを知るきっかけになります。
紹介してもらえるときにも、チラシが一枚あればサービス内容を説明してもらいやすくなります。
チラシを配ったら必ず反応を記録する
チラシ集客で一番もったいないのが、配って終わることです。
「5,000枚配ったけどダメだった」だけでは、何を直せばいいのか分かりません。
最低でも、配布日、配布地域、枚数、使ったチラシ、問い合わせ数、成約数、売れたサービスを記録しておきましょう。
問い合わせが来たときに「何をご覧になりましたか?」と聞くだけでも、チラシからの問い合わせか判断しやすくなります。
可能ならチラシ専用のQRコードや問い合わせページを使う方法もあります。
問い合わせ数だけでなく成約数と利益を見る
問い合わせが多いから良いチラシとは限りません。
問い合わせはたくさん来るのに、料金を伝えるとほとんど断られるのであれば、チラシの見せ方と実際のサービスにズレがある可能性があります。
逆に問い合わせ件数が少なくても、成約率が高く、その後リピーターになってもらえるなら価値があります。
たとえば印刷と配布に15,000円かかり、そこから2件の新規客が成約したとします。この場合、新規客1件あたりの広告費は7,500円です。
ただし、7,500円が高いか安いかは売上だけでは判断できません。
作業にかかる経費、利益、その後のリピートまで考えて判断する必要があります。
ハウスクリーニングのチラシで失敗しやすいポイント
チラシを作るときは、次のような失敗に注意してください。

特に入稿前には、電話番号、料金、対応地域、QRコードを必ず確認してください。
画面だけで見るのではなく、一度紙に印刷してみると、文字が小さすぎる、写真が見づらいといった問題に気づきやすくなります。
できれば家族や知人など、チラシの制作に関わっていない人にも見てもらい、「何のサービスかすぐ分かる?」「料金は見つけやすい?」と確認してみるといいでしょう。
チラシとWeb集客を組み合わせる
今のハウスクリーニング集客では、チラシだけに頼る必要はありません。
チラシを入口にしてホームページやLINEへつなげれば、紙では載せきれない情報を見てもらえます。
ホームページには詳しい料金、施工事例、プロフィール、よくある質問を載せ、チラシには「詳しくはこちら」とQRコードを置く方法があります。
GoogleビジネスプロフィールやSNSを運用しているなら、それらもお客様が業者を確認する材料になります。

ハウスクリーニングのチラシに関するよくある質問(FAQ)
Q1. チラシは何枚くらいから始めればいいですか?
Q2. チラシには料金を載せたほうがいいですか?
Q3. A4とA5ならどちらがいいですか?
Q4. Canvaで自作しても大丈夫ですか?
Q5. チラシに顔写真は必要ですか?
まとめ:チラシは作って配るだけで終わらせない
ハウスクリーニングのチラシは、地域のお客様に自分のサービスを知ってもらうための一つの方法です。
大切なのは、派手に作ることではありません。
何を掃除するのか、料金はいくらなのか、どの地域に来てくれるのか、誰が作業するのか、どう申し込むのかを分かりやすく伝えることです。
自分で作るならCanvaなどを使えますし、デザインに時間を使いたくないならココナラなどで外注する方法もあります。
印刷は部数や納期によって価格が変わるため、注文時点で各社を比較してください。

配布後は問い合わせ数や成約数を記録しましょう。少ない部数から試し、反応を見ながら内容や地域を変えていくほうが、次の改善につながります。
\ハウスクリーニング独立のリアルを知りたい方へ/
チラシ作りも大切ですが、独立後に安定して続けるには、集客だけではなく料金設定、初期費用、閑散期、リピートなども考える必要があります。
私は独立前に大手清掃会社で14年間現場経験がありました。それでも、実際に独立してから初めて分かったことや、経営する側になって悩んだことは少なくありません。

私が実際に経験してきた独立後の収入・初期費用・失敗しやすいポイント・集客方法などをまとめています。これから独立を考えている方は、全体の流れも一度確認してみてください。『ハウスクリーニング独立の現実|年収・費用・失敗例を現役業者が解説』を詳しく見る
【この記事を書いた人】

清掃業歴25年以上、累計10,000件以上の現場を経験。
大手清掃会社に14年間勤務し、現場管理・スタッフ育成・顧客対応などを経験。
42歳で独立後は、住宅・店舗・オフィスなどの清掃を中心に現役で活動しています。
このブログでは、ハウスクリーニング独立、集客、料金設定、現場トラブルなどについて、自分の実体験をもとに発信しています。
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