ハウスクリーニング独立は儲かる?費用・年収・失敗例を現役業者が解説

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独立・開業
執筆:ヒデ(清掃業歴25年以上・現場経験10,000件超)|プロフィール
困っている人
悩んでいる人
  • 独立して本当に食べていけるのか不安
  • 開業資金や初期費用はいくら必要なのか知りたい
  • 資格や経験がなくても始められるのか気になる
  • 集客やリピートをどう作れば安定するのか分からない
ヒデ
ヒデ

このような悩みや疑問にお答えします

ハウスクリーニングの独立って、始めやすい反面「儲からないの?」「失敗しない?」「廃業率って実際どうなの?」みたいな不安が一気に出ますよね。

あなたが気にしているのは、たぶん開業資金や初期費用の目安、資格が必要かどうか、年収のリアル、そして集客をどう作るか…このあたりかなと思います。

さらに最近は、くらしのマーケットやミツモアみたいなマッチングサイトも当たり前になってきて、個人で行くかフランチャイズで行くかの判断も難しいところ。

この記事では、42歳でハウスクリーニングを独立開業した私の目線で、独立の現実と、ちゃんと勝ち筋を作る考え方をまとめます。

ヒデ
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結論から言うと、ハウスクリーニング独立は「準備(資金)+集客導線+リピート設計」ができれば十分に生活できます。ただし、運転資金ゼロで始める・安売りで仕事を取る・集客を止めるこの3つをやると一気に苦しくなります。

【この記事を読んでわかること】

  1. ハウスクリーニング独立の現実と稼ぎの仕組み
  2. 初期費用と開業資金の内訳の考え方
  3. 資格やスキル、研修の準備ポイント
  4. 集客とリピート化で安定させる戦略
  1. ハウスクリーニング独立の現実
    1. ハウスクリーニング独立が儲からないと言われる理由
      1. 儲からないパターンはだいたい決まってる
      2. 技術3割・営業7割はわりと真実
      3. 原価が低い仕事ほど、見えないコストが重い
    2. 開業資金の初期費用内訳
      1. 初期費用は「買うもの」より「続けられる資金」が大事
      2. 初期費用を抑える具体策
    3. 資格と研修スキルの目安
      1. 資格は「信用の補強」だけど、あると強い場面もある
      2. 研修・現場経験は最優先。ここを飛ばすと後で高くつく
      3. スキルは「作業」だけじゃなく「説明」と「段取り」がセット
    4. 年収のリアルと繁忙期の差
      1. 最初の数ヶ月は不安定になりやすい理由
      2. 繁忙期と閑散期の波は大きい。だからこそ「平準化」が重要
      3. 単価と時間の設計で、年収はガラッと変わる
    5. 廃業率が高い失敗要因
      1. 失敗要因は「集客」「リピート」「資金」の3点セット
      2. 「安い=正義」になった瞬間、経営が苦しくなる
      3. 見積もりとスケジュールで死ぬパターンも多い
  2. ハウスクリーニング独立の成功戦略
    1. 集客はチラシとマッチングサイト
      1. チラシは地域密着で効く。積み上げ型の集客
      2. マッチングサイトは開業初期の加速装置。即効性がある
      3. 集客を「作業」と同じくらい優先する
    2. くらしのマーケットやミツモア活用
      1. 勝ちやすくなる基本は「反応速度」と「安心材料」
      2. 「一回で終わらせない」設計がリピートを生む
      3. レビューはお願いの仕方で変わる
    3. フランチャイズと個人の違い
      1. フランチャイズが合う人:仕組みで早く立ち上げたい
      2. 個人で独立が合う人:自由度と利益率を取りにいく
      3. 比較するときは「月の固定費」と「自由度」を見る
    4. 個人事業主に向く人向かない人
      1. 向いている人:再現性と丁寧さがある
      2. 向かない人:計画と継続が苦手だとしんどい
    5. よくある質問
      1. Q1. 未経験でも独立できますか?
      2. Q2. 何ヶ月で生活できるようになりますか?
      3. Q3. 開業資金はいくら用意すべき?
      4. Q4. 資格は必須ですか?
      5. Q5. 女性でもできますか?
      6. Q6. 仕事が取れない時はどうすれば?
      7. Q7. 価格競争に巻き込まれない方法は?
      8. Q8. くらしのマーケット/ミツモアは使うべき?
      9. Q9. 廃業しやすい人の共通点は?
      10. Q10. 最初に何からやればいい?
    6. ハウスクリーニング独立の成功法 まとめ

ハウスクリーニング独立の現実

画像出典:筆者

ここでは、独立してからぶつかりやすい壁と、開業前に知っておくべきお金・資格・収入・失敗要因を、先に押さえておきます。

先回りして知っておくほど、ムダな失敗や痛い出費を避けやすくなりますよ。

 

ハウスクリーニング独立が儲からないと言われる理由

ハウスクリーニングは参入しやすいです。

店舗もいらない、在庫もいらない、国家資格が絶対必要というわけでもない。

だからこそ、スタート地点に人が集まりやすくて、「始めた瞬間から競合だらけ」になります。

ここで起きるのが、儲からないと言われる最大の原因、つまり価格競争と集客不足です。

 

儲からないパターンはだいたい決まってる

独立直後って、技術より先に「仕事を取れるかどうか」が勝負になります。

掃除が上手でも、問い合わせがなければ売上ゼロ。で、焦るとどうなるかというと、まず安く受けます。

安く受けると時間あたりの利益が薄いので、1日2件3件詰め込むようになります。

体力が削れて、作業が雑になり、クレームや低評価につながる。結果、さらに仕事が取りづらくなる。

ヒデ
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体力が削れて雑になると、信用が一気に落ちます。繁忙期ほど「無理しない設計」が大事です。

 

技術3割・営業7割はわりと真実

私の感覚でも、技術はもちろん必要だけど、独立で食っていくなら「見せ方」「信用」「段取り」「リピート導線」が大きいです。

例えば、同じ作業内容でも「事前説明が丁寧」「養生がしっかり」「作業後の確認が安心」「次回のサービスの提案が自然」みたいなところで、次の依頼が決まってきます。

逆に、汚れが落ちたとしても、無言で淡々と終わって「はい終わりました」だけだと、リピートは増えにくいです。

サービス業って結局、人なんですよね。

 

原価が低い仕事ほど、見えないコストが重い

ハウスクリーニングって材料費が少ないから「利益率高そう」に見えます。

でも実際は、移動時間、見積もりや連絡の時間、洗剤や消耗品、機材のメンテ、車両費、保険、広告費…こういう見えないコストが積み上がります。

特に「移動時間」はじわじわ利益を削っていくポイントです。1件あたりの単価がそこそこでも、片道3、40分を毎回繰り返したら、時給換算は一気に落ちます。

私が独立初期に意識した現実対策

  • 単価を下げて取るより、価値が伝わる見せ方に寄せる
  • 移動が増えるメニュー構成は避けて、同エリア集中にする
  • 1回の依頼で終わらせず、次回提案をセットにする
  • 体力勝負になる前提で、繁忙期の稼働設計を組む
ヒデ
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ハウスクリーニングは肉体労働です。繁忙期は特に無理をしがちなので、体調管理まで含めて仕事だと思っておくと後でラクになります。腰・肩・手首は消耗品だと思って、ストレッチや休み方も計画に入れておくのがおすすめです。

儲からないと言われるのは、才能がないからじゃなくて、仕組みがないまま突っ込む人が多いからです。

逆に言うと、最初から「稼ぐ導線」を作っていけば、ちゃんと勝てますよ。

 

開業資金の初期費用内訳

開業資金と初期費用は、やり方で大きく変わります。

車をすでに持っているか、どこまで道具を揃えるか、広告をどう打つかで差が出ます。

私は独立前に道具や洗剤は一通り揃え、めったに使わないカーペットリンサーなど大型機材は知り合いの業者さんに借りるようにして最初は必要最低限+運転資金厚めに寄せました。

なぜかというと、道具は後から買えるけど、運転資金が尽きると終わるからです。

 

初期費用は「買うもの」より「続けられる資金」が大事

コストを抑えるなら数十万円からでも始められます。ただ、余裕ゼロで突っ込むと、売上が安定しない時期に心が折れます。

開業直後は、想像以上に「売上が読めない」です。

問い合わせが来ない週もあれば、直前キャンセルもある。だから、生活費を含めた運転資金は必ず見ておきましょう。

ヒデ
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生活防衛資金は最低でも6か月、できれば1年分あると、焦って安売りしなくて済みます

初期費用の全体像(目安)

項目 目安 私の考え方 削りすぎ注意点 参考リンク
車両 0〜100万円程度 既存車両の活用が最優先。買うなら中古軽バンで十分 積載量が足りないと現場で詰む 【保存版】ハウスクリーニングで使う車の選び方と装備完全ガイド
道具一式 10〜50万円程度 最初は「受けるメニューに必要な分だけ」揃える 安物すぎると作業時間が伸びて利益が消える ハウスクリーニングで必要な道具一式・薬剤を詳しく解説
洗剤・消耗品 数万円程度 強アルカリ・酸性・塩素系・中性を軸に揃える 合わない洗剤は素材を傷めるリスク 【保存版】独立開業して分かった!ハウスクリーニング必須アイテム
損害賠償保険 年数万円〜 信用とリスク対策。加入しているだけで安心感が出る 「入ってない」は営業上の弱点になりやすい ハウスクリーニングの保険で失敗しないための補償内容と実例ガイド
広告・営業費 5〜30万円程度 最初は露出が命。無料施策だけに頼ると時間がかかる 広告ゼロで待つと、問い合わせゼロで心が折れる 【保存版】今すぐ実践できるハウスクリーニング営業方法と集客アップ術

※上記はあくまで一般的な目安です。金額や条件は地域・提供サービス・保険商品などで変わるので、正確な情報は各社の公式サイトをご確認ください。

 

初期費用を抑える具体策

初期費用を抑えるコツはシンプルで、「やらないサービスの道具は買わない」です。

例えば、最初はエアコンと水回りに絞る、床のワックス掛けに必要なポリッシャーや業務用の掃除機は後回しにする。

こういう順番にするだけで、買う道具の種類が減ります。

それと見落としがちですが、消耗品の買い方も地味に資金繰りへ影響します。

まとめ買いは単価を下げられますが、最初から在庫を抱えすぎると資金が動かなくなります。まずは回転する分だけ用意して、実績が出てから最適化していく流れで十分ですよ。

ヒデ
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道具は後からいくらでもアップデートできます。最初は「稼げる型」を作って、そこに合わせて道具を強化する。私はこの順番が一番失敗しにくいと思います。

 

資格と研修スキルの目安

ハウスクリーニングは、法律上「絶対に必要な資格」がなくても始められます。ただし、資格が要らないからこそ、技術と信頼をどう作るかが課題になります。

独立したての頃って、あなたのことを誰も知りません。だからこそ「この人なら任せても大丈夫」と思ってもらう材料が必要です。

 

資格は「信用の補強」だけど、あると強い場面もある

国家資格系(ハウスクリーニング技能士など)や民間資格は、名刺やプロフィールでの信用づくりに役立ちます。

特に、マッチングサイトやホームページで比較される場面では、資格や研修履歴が「安心材料」になりやすいです。

実際、初回依頼って不安が大きいので、不安を減らす材料が多いほど成約率が上がる感覚があります。

ヒデ
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なお、ハウスクリーニング技能士が国家資格の枠組みであることは、公的な情報としても確認できます。(出典:厚生労働省「技のとびら」ハウスクリーニング技能士

 

研修・現場経験は最優先。ここを飛ばすと後で高くつく

未経験なら、スクールや研修で基礎を固めるのはかなり大事です。

特に、洗剤の使い分け、素材ごとの注意点、養生、クレーム予防の説明などは、現場で事故ってから学ぶと高くつきます。

たとえば、アルミやステンレス、樹脂、鏡、コーティングされた素材など、素材によって「やっていいこと」が違うんですよ。

知らずに強い洗剤を当てたり、硬いパッドで擦ったりすると、汚れは落ちても傷が残る。

これ、信用を一撃で落とします。

 

スキルは「作業」だけじゃなく「説明」と「段取り」がセット

独立で生き残る人って、掃除が上手いだけじゃなくて、説明が上手いです。

作業前に「ここはこういう汚れで、こういうリスクがあり、こういう落とし方をします」と言える。

作業後に「今後こうすると汚れが付きづらいです」と一言添える。これだけで、お客さんの満足度が上がります。

さらに段取りも重要で、養生の手順、動線、道具の置き方、片付けの速さ。こういう積み重ねで、1日の件数が増えて利益が安定します。

資格は持ってると武器になります。でも、結局は現場での品質と対応です。

資格で信用を補強しつつ、研修と経験で「再現性のある仕上がり」を作る。

このセットが一番堅いです。

 

年収のリアルと繁忙期の差

ハウスクリーニングの年収は本当に幅があります。

あくまで目安ですが、私の体感だと次のレンジが多いです(地域・メニュー・稼働日数で変動します)。

  • 開業〜1年目:年収250〜450万円(単発中心で波が大きい)
  • 2年目以降:年収400〜700万円(紹介・リピートが混ざり始める)
  • 得意メニュー特化+導線が完成:年収700〜900万円以上も狙える(ただし体力・単価設計が前提)

大事なのは「件数」より、単価・作業時間・移動時間で時給が決まることです。

同じ1日2件でも、移動が多い/単価が低い/時間が読めないと、年収は伸びません。

最初の数ヶ月は不安定になりやすい理由

開業してすぐは、単発案件が中心です。

リピートが無いので、毎月ゼロから集客をやり直す感覚になります。

さらに作業時間も読みづらく、初回のお宅は汚れの状態や間取り、設備の違いで想定より時間がかかりがちです。

慣れるまでは1件あたりの利益が薄くなりやすいので、最初は利益より実績づくりを優先する意識が大切です。

レビューが積み上がってくると、同じ広告費でも成約率は確実に上がっていきます。

 

繁忙期と閑散期の波は大きい。だからこそ「平準化」が重要

引っ越し時期、夏のエアコン、年末の大掃除など、需要が集中するタイミングがあります。一方で閑散期はガクッと落ちることも。

だからこそ、繁忙期に稼ぐだけで終わらせず、閑散期に向けて定期清掃の提案や紹介につながる導線を作っておくことが大きく効いてきます。

私が意識してるのは、繁忙期は「利益最大化」より「次の予約づくり」です。

忙しい時ほど、次回提案や定期化の声かけを仕組みにしておくと、閑散期がラクになります。

売上が安定しやすい流れ(イメージ)

  • 開業初期:単発中心。レビューと実績を最優先
  • 半年〜1年:紹介・リピートが混ざって月のブレが減る
  • 2年目以降:固定客と定期案件が増えると、広告依存が下がる

 

単価と時間の設計で、年収はガラッと変わる

同じ件数でも、「単価」と「作業時間」と「移動時間」で年収が変わります。

例えば単価が低くて時間がかかるメニューばかりだと、体力が尽きます。逆に、得意メニューを絞って作業の再現性が上がると、1件あたりの利益が残りやすいです。

年収を伸ばす近道は、気合いで働くことより、売上の波をならす仕組みを作ることです。

ヒデ
ヒデ

繁忙期で燃え尽きる前に、閑散期の予約を作る。これができると、精神的にも安定しますよ。

 

廃業率が高い失敗要因

続かなくなってしまう人には、実は共通点があります。

技術の問題というより、ビジネスとして回らなくなるケースが多いんです。

独立は自由度が高いぶんすべて自己責任なので、自分の弱点がそのまま経営に影響しやすいのも事実です。

少し耳が痛い話かもしれませんが、先に知っておけば回避できるポイントでもあります。

 

失敗要因は「集客」「リピート」「資金」の3点セット

まず集客を後回しにしてしまい、問い合わせが増えない状態が続きます。

次に、仕事を取るために値下げを繰り返すようになり、体力だけ消耗して利益が残らなくなる。

そして疲労が蓄積して作業品質が落ち、リピートや紹介が生まれなくなる。

さらに運転資金が減って焦りが出ると、条件の悪い案件まで受けてしまう。だいたいこの流れに入ります。

特に怖いのは、電話が鳴らない時期の不安から安売りに走り、疲弊して品質が下がるという悪循環です。

ヒデ
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私が一番きつかったのは「電話が鳴らない時間」でした。ここで焦って安売りすると、だいたい悪循環に入ります。

 

「安い=正義」になった瞬間、経営が苦しくなる

価格で勝負すると、必ず上がいます。

なぜなら、安くできる人の多くは「人件費を削る」「作業時間を削る」「品質を削る」のどれかを犠牲にしているからです。

個人で同じことを続けてしまうと、最終的には体力や健康を削ることになり、長く続けるのが難しくなります。

だから私は、値段を下げるよりも「なぜこの価格なのか」をきちんと説明できる形を作るほうが強いと感じています。

たとえば、養生を徹底していること、汚れに応じて洗剤を使い分けていること、作業後の確認を丁寧に行うこと、損害賠償保険に加入していること。

こうした安心材料を具体的に伝えられると、単純な価格比較だけで判断されにくくなります。

 

見積もりとスケジュールで死ぬパターンも多い

独立初期によくあるのが、見積もりが甘くて作業時間が読めず、1日の流れが崩れてしまうことです。

2件目に遅れてしまい、3件目を入れられず、帰宅後の片付けが深夜になる…そんな日が続くと、体調もメンタルも確実に削られていきます。

だからこそ最初は、余裕を持ったスケジュールで動きながら「再現性のある作業ペース」を作ることが大切です。

慣れてきたら徐々に件数を増やせば十分で、いきなり詰め込みすぎるのは本当に危険です。

廃業を避けるために、最低限やること

  • 運転資金を確保して、焦って安売りしない
  • 集客をルーティン化して、忙しい時も止めない
  • リピート導線を作って、単発依存から抜ける
  • 品質の基準を決めて、ブレない作業にする

このあたりの「準備から開業までの流れ」をもう少し深掘りしたいなら、私のサイト内の解説も参考になります。参考記事ハウスクリーニング開業で失敗しない5ステップ

ヒデ
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失敗要因って、才能の差じゃなくて「準備不足」「仕組み不足」がほとんどです。だから怖がりすぎなくて大丈夫。先に知って、先に潰せばOKです。

 

ハウスクリーニング独立の成功戦略

ここからは、独立後に安定していくための具体策です。

特に集客の作り方、マッチングサイトの使い方、フランチャイズか個人かの判断、向き不向きまで整理します。

ここを押さえると、独立が「ギャンブル」じゃなくて「設計」になりますよ。

 

集客はチラシとマッチングサイト

独立直後の集客で大事なのは、まず「確実に露出すること」です。

私は、チラシのようなオフライン施策と、マッチングサイトのようなオンライン施策を同時に走らせるのが現実的だと感じています。

どちらか一方だけに頼ると、その導線が止まった瞬間に売上も止まりやすくなります。

複数の集客ルートを持っておくことで仕事の流れが安定しやすくなり、精神的な不安もかなり軽減されます。

 

チラシは地域密着で効く。積み上げ型の集客

チラシ配布は即効性の高い方法ではありませんが、地域に継続して配ることで「近くに頼める掃除の人」として認知が積み上がっていきます。

特に高齢者世帯やネットをあまり使わない層にも届くため、地域密着型のサービスとは相性が良い集客方法です。

一度で反応がなくても、同じエリアに繰り返し配布することで名前を覚えてもらいやすくなります。

いざ掃除で困ったときに「前に入っていたチラシの人に頼もう」と思い出してもらえることが、継続的な受注につながります。

チラシは派手なデザインよりも、対応メニュー、料金目安、対応エリア、連絡先、作業の流れなどが一目で分かる構成にすることが重要です。地域の安心感を伝える内容にすることで、反応率は少しずつ上がっていきます。

 

マッチングサイトは開業初期の加速装置。即効性がある

口コミが育ってくると、集客の強さは一気に変わります。

手数料はかかりますが、マッチングサイトは最初の実績づくりにはとても向いています。

特に重要なのは、返信の速さ、プロフィールの充実度、作業写真の分かりやすさ、そしてレビュー依頼の丁寧さ。

この4つが弱いと埋もれてしまいます。

逆に言えば、ここを徹底するだけで、広告の専門知識がなくても仕事につながりやすくなります。

 

集客を「作業」と同じくらい優先する

独立してから意外と多い落とし穴が、忙しい時期に集客を止めてしまうことです。

繁忙期に現場が詰まると、チラシ配布やSNS更新が後回しになりがちです。

しかし繁忙期が終わった途端、次の予約が入っていない状態に気づくことがあります。これがいわゆる「閑散期地獄」を招く原因です。

だから私は、忙しい時ほど小さくても集客を続けるようにしています。

たとえば「作業後に次回おすすめ時期を一言添える」「名刺を渡すときに紹介をお願いする」など、負担の少ない行動を習慣化して止めないことが重要です。

こうした積み重ねが、あとで大きな差になります。

 

意識したほうがいい集客の配分(イメージ)

  • 短期で仕事を作る:マッチングサイト
  • 中期で効いてくる:チラシ・Googleマップ・紹介
  • 長期で資産化:自社サイト・固定客・定期案件

営業や集客の考え方をもっと具体的に知りたい場合は、サイト内で営業方法もまとめています。

参考記事:今すぐ実践できるハウスクリーニング営業方法と集客アップ術

ヒデ
ヒデ

集客って、才能より習慣です。慣れれば淡々と回せます。あなたも最初は「恥ずかしい」「営業っぽい」と思うかもですが、やってみると意外と普通です。

 

くらしのマーケットやミツモア活用

くらしのマーケットやミツモアは、独立者にとって「最初の仕事を取りやすい場所」です。

ただ、登録すれば勝手に売れるほど甘くないので、戦い方が必要です。

ここ、ちゃんと押さえると強いですよ。

 

勝ちやすくなる基本は「反応速度」と「安心材料」

 

マッチングサイトで勝ちやすくなる基本

  • 返信はとにかく早く(スピードで負けると成約しない)
  • プロフィールは人柄対応範囲を具体的に
  • 写真は作業前後+道具+養生があると信用が上がる
  • 作業後にレビューを自然にお願いして積み上げる

返信のスピードが成約率に影響するのは確かですが、常に即レスを徹底するのが難しい場合もあります。

無理のない範囲で、対応できる時間帯を決めておくだけでも返信の遅れを防ぎやすくなります。

たとえば作業の合間や移動中に確認する習慣をつけるだけでも、反応の早さは大きく変わります。

完璧を目指すより、継続して対応できる仕組みを作ることが大切です。

 

「一回で終わらせない」設計がリピートを生む

あと大事なのが、マッチングサイトの依頼を「一回で終わらせない」こと。

次回提案(半年後のエアコン、年末前の水回りなど)をさらっと入れるだけで、リピート率が変わります。

ここで押し売りっぽくなるのは逆効果なので、私は「おすすめのタイミング」を事実として伝えるようにしています。

例えば「エアコンは使用状況にもよるけど、半年〜1年で汚れが溜まりやすいです」「水回りは年末前に混みます」みたいに、相手のメリットで話す感じです。

 

レビューはお願いの仕方で変わる

レビュー依頼も、ただ「書いてください」と伝えるだけでは、なかなか投稿してもらえません。

作業後の確認が終わったタイミングで、「もしよかったら、今日の内容が参考になると思うので、ひと言だけでも感想をいただけると助かります」と伝えると、協力してもらえる確率は上がります。

さらに、「作業前の説明や養生の様子で気になった点はありませんでしたか?」と具体的に確認すると、お客様が感じたことを思い出しやすくなり、そのままレビューにつながりやすくなります。

マッチングサイトは手数料やルールが変わることがあります。最新の条件や規約は各サービスの公式サイトで必ず確認してください。
私自身も、協力会社や案件獲得の動き方を試行錯誤してきました。現場目線の話として読みたいなら、下記の体験談系も参考になると思います。
ヒデ
ヒデ

マッチングサイトは、うまく使えば「最初の売上」と「実績」を作る最高の場です。依存しすぎず、でも最初は頼ってOK。ここ、割り切りが大事です。

 

フランチャイズと個人の違い

フランチャイズにするか個人で独立するかは、正直「どちらが正解」というものではありません。

資金力や営業への得意・不得意、未経験かどうか、どれだけ早く形にしたいかによって向き不向きが変わります。

私は個人でスタートしましたが、それがすべての人にとって最適な選択だとは思っていません。

自分の状況や性格、目指す働き方に合わせて選ぶことが大切です。

 

フランチャイズが合う人:仕組みで早く立ち上げたい

未経験で、研修や仕組みのサポートを受けながらスタートしたい人には向いています。

また、ブランドの知名度を活かして最初の問い合わせにつなげたい人にとってもメリットがあります。

初期費用やロイヤリティを「学ぶためのコスト」と割り切れる人であれば、仕組みの中で経験を積みやすいでしょう。

特に営業に苦手意識があり、ゼロから集客を作ることに不安があるタイプにとっては、精神的な支えになりやすい面があります。

 

個人で独立が合う人:自由度と利益率を取りにいく

自分でメニュー構成や価格設定を組み立てていきたい人、営業や改善を試行錯誤しながら進めることが苦にならない人には、個人独立のスタイルが向いています。

ロイヤリティが発生しない分、利益率を高めやすいのも大きな特徴です。また、得意分野に絞って専門性を高めやすいのも個人ならではの強みです。

たとえば「エアコンクリーニング特化」「水回り徹底クリーニング」といった形で、あなたの強みを前面に出したサービス展開もしやすくなります。

 

比較するときは「月の固定費」と「自由度」を見る

フランチャイズの場合、売上が少ない月でもロイヤリティの支払いが発生する形態があり、固定費の負担を感じやすい面があります。

一方で個人で独立の場合は固定費を抑えやすい反面、集客や運営のすべてを自分で判断して動く必要があります。

そのため、検討する際は比較表を作り、「売上が伸びた月」ではなく「仕事が少ない月でも生き残れるか」という視点で確認するのがおすすめです。

良いときの数字だけで判断するのではなく、厳しい月でも継続できる設計になっているかを見ておくことが重要です。

フランチャイズは契約条件がすべてです。加盟金、ロイヤリティ、指定資材、解約条件などは必ず書面で確認し、必要なら専門家(弁護士・行政書士など)にも相談してください。最終的な判断は必ず自分の責任で。

ヒデ
ヒデ

あなたが「今すぐ形にしたい」のか、「長期で自分の城を作りたい」のかで、答えは変わります。ここは焦らず、数字と条件で判断していきましょう。

 

個人事業主に向く人向かない人

ハウスクリーニングは、向き不向きがはっきり出やすい仕事です。

技術の上手さだけでなく、日々の作業や対応をコツコツ積み重ねられるかどうかが結果に直結します。

独立はやる気だけで乗り切れるものではなく、決めたことを淡々と回し続ける力が求められます。

地道な積み重ねを苦にせず続けられる人ほど、安定した成果につながりやすいです。

 

向いている人:再現性と丁寧さがある

  • 手を抜かずにコツコツやれる
  • 接客が苦にならない(愛想が良いは武器)
  • 体力と健康管理に自信がある
  • 時間管理と段取りができる

特に段取りよく動ける人は強いです。

道具の準備、養生、作業の順番、片付け、移動、連絡といった流れがスムーズに回るだけで、同じ時間でもこなせる量や満足度が変わってきます。

また、接客が得意である必要はありません。「感じが悪くない」対応ができれば十分です。

『挨拶をきちんとする、作業前後の説明を行う、最後に確認を取る』この3つができるだけでも、安心して任せてもらいやすくなります。

 

向かない人:計画と継続が苦手だとしんどい

  • 時間にルーズでスケジュールが崩れる
  • 営業が嫌すぎて動けない
  • 汚れ仕事に抵抗が強い
  • 計画を立てずに勢いだけで進む

ただ、向いていない要素があっても、工夫でカバーはできます。

例えば営業が苦手ならマッチングサイト中心にする、体力に不安ならメニューを絞って稼働を調整する、みたいに設計で解決できることも多いです。

私も最初から完璧だったわけじゃないので、安心してください。

補足:独立すると孤独になりがちです。相談相手(同業者・商工会・税理士など)を早めに作っておくと、判断ミスが減ってメンタルも安定します。

ヒデ
ヒデ

向き不向きは、生まれ持った才能というより「どう続けるかの設計」による部分が大きいです。自分の性格や体力、生活スタイルに合ったやり方に寄せていけば、十分に戦っていけますよ。

 

よくある質問

Q1. 未経験でも独立できますか?

A. 可能です。ただし「洗剤の使い分け」「素材の注意点」「養生」「説明(クレーム予防)」を知らずに現場に出ると高くつきます。未経験なら、短期間でも研修や同行で基礎を固めたほうが安全です。

 

Q2. 何ヶ月で生活できるようになりますか?

A. 個人差はありますが、最初の数ヶ月は売上が読みづらいです。だからこそ生活費込みで運転資金6ヶ月〜1年を確保して、安売りせずに導線を作るほうが結果的に早いです。

 

Q3. 開業資金はいくら用意すべき?

A. 最低ラインは抑えられますが、重要なのは「買うもの」より「続けられる資金」です。道具は後から買えますが、運転資金が切れると終わります。

 

Q4. 資格は必須ですか?

A. 法律上必須ではありません。ただ、資格は信用の補強になります。最終的に選ばれるのは、説明力・丁寧さ・再現性です。

 

Q5. 女性でもできますか?

A. できます。メニュー選択・作業設計(無理をしない)・段取りで十分戦えます。体力勝負に寄せすぎないメニュー構成がポイントです。

参考記事:ハウスクリーニングで女性が起業して成功するための準備と始め方ガイド

 

Q6. 仕事が取れない時はどうすれば?

A. 「集客を止めない」が最重要です。忙しい時ほど小さくても発信・営業を続ける。止めると閑散期に詰みます。

 

Q7. 価格競争に巻き込まれない方法は?

A. 値下げではなく「安心材料」を見える化します。養生・説明・写真・保険・対応範囲など、価格以外の判断軸を作ると比較されにくくなります。

 

Q8. くらしのマーケット/ミツモアは使うべき?

A. 開業初期の実績作りには有効です。ただし依存しすぎず、リピート導線(次回提案)と自社の資産(サイトや紹介)を同時に育てるのが安全です。

 

Q9. 廃業しやすい人の共通点は?

A. 集客不足→安売り→疲弊→品質低下→仕事が減る、の流れに入る人です。原因は才能ではなく「仕組み不足」であることが多いです。

参考記事:【完全版】ハウスクリーニングの廃業率の真実と生き残る具体戦略

 

Q10. 最初に何からやればいい?

A. ①運転資金の確保 ②メニューを絞る ③集客導線を2本以上持つ(チラシ+マッチング等) ④次回提案でリピート設計、の順が再現性高いです。

 

ハウスクリーニング独立の成功法 まとめ

最後に、独立してみて実感した「ここを押さえると進めやすい」というポイントを整理しておきます。

気合いや根性の話ではなく、再現しやすい形に落とし込める内容です。

読み終えたあとに「まず何から始めればいいか」がイメージできるよう、実践しやすい視点でまとめていきます。

 

成功のポイント

  • 運転資金を確保して焦らない(最低でも6ヶ月分)
  • 値下げで取らない、代わりに価値を見せる
  • 集客を習慣化する(忙しい時ほど止めない)
  • リピート導線を作る(次回提案・季節案内)
  • クレーム予防の説明と保険で守る

最初の壁になりやすいのが、「電話が鳴らない恐怖」をどう乗り越えるかです。

独立して一番メンタルに響くのは、問い合わせが来ない時間が続くことかもしれません。

ここで不安に飲み込まれて動きを止めてしまうか、それとも淡々と改善を回していくかで、その後の流れは大きく変わります。

集客や改善を止めずに続けていれば、少しずつ紹介やリピートが増えていきます。

逆にここで投げてしまうと、積み上げはゼロに戻ってしまいます。だから私は最初から「鳴らない時期がある前提」でスケジュールを組んでいました。

問い合わせが無い日こそ、チラシ配布、道具の清掃、洗剤の研究、作業手順の改善など、裏側の質を高める時間に充てると後で効いてきます。

「価値を見せる」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、やることはシンプルです。

作業前後の説明、養生の丁寧さ、ビフォーアフター写真の提示、注意事項の共有、そして万一に備えた保険加入など、安心材料を言葉と見える形で伝えることが重要です。こ

うした積み重ねによって、価格だけで比較されにくくなります。

特に効果的なのが、作業前に「落ちない可能性がある箇所」やリスクをあらかじめ共有しておくことです。

期待値のズレを防ぐことで、クレーム予防につながり、信頼関係の構築にも役立ちます。

ハウスクリーニングの独立は決して楽ではありませんが、仕組みを整えれば安定して続けていくことは十分可能です。

ヒデ
ヒデ

あなたが一歩踏み出すなら、まずは現実を知り、勝ち筋を作ること。ここから一緒に進めていきましょう。

 


 

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独立開業を目指すとき、最初に悩むのが「どんな洗剤や道具を揃えればいいのか」「経理や顧客管理はどうするのか」、そして「一人で不安になったときに頼れる場所があるのか」という点ではないでしょうか。

私自身、開業当初は同じように迷い、必要のないものを買ってしまったり、逆に本当に必要な道具が抜けていて現場で困った経験があります。

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ヒデ
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【この記事を書いた人】

ヒデ
ヒデ

清掃業歴25年以上、累計1万件以上の現場を経験。
大手清掃会社に14年間勤務し、現場管理やスタッフ育成、顧客対応を通じて豊富なノウハウを習得。
42歳で独立後は、住宅・オフィス・店舗清掃を中心に活動中。
このブログでは、清掃業での独立ノウハウ、集客術、現場トラブル解決法などを実体験に基づいて発信しています。

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