『ハウスクリーニングの現場でのトラブル&クレーム エアコン編 その2』をお届けしたいと思います。
今回は前の大手清掃会社での出来事で、10年ぐらい前の話になります。
10年前でしたら私は保険会社にいてた頃ですね。
エアコンの本体カバーを割ってしまう
エアコンクリーニング3台のご依頼を頂いたのですが、アルバイトの人を連れて2名でお伺いしました。
アルバイトはエアコンの高圧洗浄機の準備をしたり、外したパーツを浴室で洗ったりとサブの仕事をしてもらいました。
作業は順調に進んでいたのですが、最後に落とし穴がありました。
またやっちゃたのww?
ハリネズミ君はあいかわらず人の不幸が好きだよね。
アルバイトの人が洗ったエアコンのパーツが脚立の足元に置いてあったのですが、それに気付かず脚立から降り、ゴジラのようにパーツを踏みつぶしてしまいました。
*写真はイメージです
お客様に謝罪し、真っ二つに割れてしまったのでパーツを取り寄せすることになりました。
金額は3000円前後だったと思いますので、保険は使いませんでした。
というか大手清掃会社が使っていた保険の免責金額が5万円でしたので、使えなかったというほうが正しいですね。
免責金額って何?
免責金額は損害が発生したときに被保険者が自己負担する金額のことですよ。私もともと保険会社にいましたので説明できますよ。
例えば免責金額が5万円で8万円の修理代がかかったとします。
5万円は自己負担で残りの3万円は保険会社が払ってくれるということになります。
なので5万円以下の修理代は保険会社は払ってくれず、自己負担になります。
今まで20年間で修理代の平均金額は3万円ぐらいだと思います。なのでその金額だと免責がありますから保険は下りないことになります。
清掃業の場合、修理代が高額になるケースは少ないので、免責金額がついてない保険に入ることをお勧めします。
エアコンカバーを購入する
エアコンカバーが真っ二つに割れたので、購入するために探しました。
どこで探したんですか?
ネットでエアコンの型式を打ち込んで検索したら、楽天市場にあったから良かったよ。
たまたまあって良かったですね。
パーツを持ってお客様のところに再訪問し、エアコンカバーを取り付けて終了しました。
それからはどのような時でも脚立から降りるときは必ず、下を見てから降りるようにしています。
ミスからの改善。大事ですよね
さいごに
『ハウスクリーニングの現場でのトラブル&クレーム エアコン編 その2』は参考になりましたでしょうか?
今回はパーツを踏みつぶしてしまいましたが、分解する際に経年劣化で破損する場合もあります。
特にルーバーをしならせて外すときに割れてしまったり、根元が折れたりするケースが多いです。
そういったことにも注意しながらエアコンクリーニングの作業をしてくださいね。
では今回はこれでおしまいです。参考になったらうれしいな。